迷子猫の掲示板サイトの使い方
迷子猫の掲示板サイトは、たくさん運営されています。迷子猫の掲示板を使う時は、飼っている猫が迷子になった時と、迷子になった猫を保護した時があります。
愛猫が迷子になった時
猫がいなくなってしまった時、どこかで迷子として保護されていないか、目撃情報はないかなどを、掲示板で呼びかけて探すことができます。
掲示板の地域を選択
まず、自分が暮らしている地域の迷い猫掲示板を探します。大きな掲示板であれば、地方ごとに掲示板が選べるものもあります。
迷子猫掲示板の多くは、登録が必要なく、すぐに掲示板に書き込みできるものがほとんどです。住んでいる地域を記載して、いつ、どの辺で猫がいなくなったのか、どんな猫が迷子なのか、といった情報を掲示板に書き込んで、探していることを伝えましょう。
掲示板に書きこむ
- いなくなった日付
- 猫がいなくなった大体の場所
- 猫の毛並み
- 首輪の有無
- 性別
- 去勢、避妊の状態
- 大きさ
- 写真
猫が迷子になった時には、それほど遠くへ行くとは考えにくいため、住んでいる町までの情報を掲示板に記載すると良いでしょう。何月何日の何時頃にいなくなった、何日から家に帰ってこない、病院に行く途中のこの辺で逃げていったなど、できる限り具体的な情報を出します。
猫の情報は、どんな毛並みか、首輪をしているかどうか、チップがついているかどうか、オスかメスか、去勢や避妊手術済みか、体重や体長など、どれくらいの大きさか、また何か特徴があればそれらも記載します。写真が添付できるので、最近の猫画像を掲示板にアップしましょう。複数、違う角度から撮ったもので、全身がわかるものを出すと良いでしょう。
基本的に、個人情報の記載はしないようにします。名前もニックネームで充分です。メールアドレスも、迷い猫が見つかるまでフリーのアドレスなどを使うようにした方が良いでしょう。
迷子の猫を保護した時
迷子の猫を保護したら、掲示板で呼びかけて飼い主さんを探すことができます。
保護した猫の特徴を掲示板に書きこむ
- 保護した日付
- 場所
- 保護した当時の猫の状態
- 今の猫の状態
- 性別
- 首輪の有無
- 猫の写真
何月何日の何時ごろ、どのような場所で猫を保護したか、どのような状態で怪我などがあるか、現在どのように保護しているかなどを記載します。
猫の種類、オスかメスか、特徴、首輪の有無など、わかる限りの情報を掲示板に記載してください。ただ、あまり詳しく書きすぎない方が良いという点もあります。飼い主になりすまして引き取ろうとする人も、残念ながらいるためです。
写真があると、よりわかりやすいので、全身がわかる画像、顔つきがわかる画像をアップすると良いでしょう。掲示版でのやりとりができるので、メールアドレスや名前などの個人情報などを載せないように気をつけましょう。
掲示板で必ず飼い主さんが見つかるとは言えないので、保護した後に飼い続けるのか、里親さんを探すのかを決めておく必要も出てきます。
迷子猫を探す掲示板サイト
迷い猫.NET
迷い猫.NET
飼っているペットが迷子や行方不明になったり、飼い猫や飼い犬とみられる動物を保護したりした場合に、情報交換をするためのサイトです。ユーザー登録をしなくても、投稿や返信ができます。
東京、関東(東京以外)、北海道、東北、中部、近畿、中国、四国、九州と地域別になっていて、幅広い人が利用できます。
獣医師広報板 迷子猫・保護猫掲示版
獣医師広報板 迷子猫・保護猫掲示版
逃げた猫を探している、迷い猫を保護したなど、迷子猫が飼い主のもとに帰るための情報掲示板です。
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師が、獣医師に広報すること、獣医師が広報することを主な目的として、1997年に開設されたウェブサイトです。
獣医師と動物愛好家たちが情報を交換したり、動物看護師同士が掲示版で会話したり、飼育情報を交換したりできます。このサイトの動物愛護フォーラム内に、迷子猫・保護猫掲示版があり、迷子動物・都道府県別確認先一覧も載っています。
ぺっとのきもち 迷い猫の掲示版
ぺっとのきもち 迷い猫の掲示版
ペットに関する情報発信や、コミュニティづくりを目的としたサイトです。いなくなった猫を探しています、迷い猫を保護しています、といった情報交換ができる掲示板です。
情報を投稿する時に、ツイッターなどSNSにシェアすることもできますので、より多くの人に知ってもらうことができます。
ネコジルシ
ネコジルシ
ネコジルシは、猫だけのユーザー参加型サイトです。サイトへの登録料や年会費などは一切ありません。ユーザーになると、ユーザー同士でメッセージを送ることもできます。
いなくなった猫が画像付きで見やすく表示されていて、捜索中と保護中がボタン1つで切り替えられます。迷い猫は都道府県別で検索することができます。
neko search (ネコサーチ)
neko search (ネコサーチ)
迷子の猫と飼い主が無事に再会できるように、誰でも簡単に投稿や検索ができ、個人情報にも配慮された、無料の掲示板サイトです。
大切な情報を見逃さないように、スマートフォンにも対応していて、投稿にコメントが書かれた時には、投稿者にアラートメールが届くようになっています。
猫が迷子になった時・保護した時の対処法
掲示板サイトを利用する
迷い猫掲示版サイトに投稿したり、投稿されている猫の情報を見たりして、迷子猫を探しましょう。迷子猫探しでも、保護した猫の飼い主を探す時でも、猫の画像があった方が格段に猫を見つけやすくなります。掲示板を通してやりとりができるので、個人情報を晒すことなく情報交換ができます。
掲示板は簡単に使えるものがほとんどですが、不特定多数の人が見るものなので、運営者情報を確認し、個人情報を記載しないようにして、慎重に使うようにしましょう。
ツイッターなどのSNSで呼びかける
ツイッターやフェイスブックなどのSNSをしていれば、迷い猫について呼びかけることも可能です。猫関係のサイトを閲覧する人だけでなく、普段は迷子猫や保護猫のサイトを見ない人にも情報を求めることができます。個人的にやりとりをする必要がでてくることもあるので、慎重に行動する必要もあります。
近所を捜索する
いなくなった迷子猫を探す時には、いなくなった付近の近所から探すのが鉄則です。普段、外に出ていない猫であれば、テリトリーの外なので、あまり遠い場所には移動しないと考えられます。家から出て行ったのであれば、家の周辺や隣近所の庭や植え込みなどをまず探してみましょう。時間が経つにつれて、捜索範囲も広げていくようにしましょう。その際も、近所の捜索は続けてください。
チラシやポスターを作って、お店や動物病院においてもらうことも効果的です。実際に黒板を使った、駅や町内の掲示板を利用するのも良いでしょう。
警察や保健所に連絡
迷子猫が保健所に収容されて処分されてしまうことのないように、最寄りの保健所と警察に届出をしておきましょう。マイクロチップが入っていたとしても、動物を保護した施設によってはまだ確認が出来ないところも多いので、安心はできません。
迷子猫が警察に届けられてしまうと、一定期間預かった後で保健所に送られることになり、処分の対象になってしまうので、どちらにも正式に届出をしておくようにしましょう。保健所では、施設により違いがありますが、3日〜10日ほどで猫が処分されてしまうので、できるだけ早く連絡をして、その後もこまめに問い合わせをすることをおすすめします。
また、警察に届けておくことは、猫を拾った人が所有権を主張した時に、自分の猫であると飼い主さんのほうも主張できるので、大切な手続きです。
まとめ
迷子猫を見つける時には、掲示板を利用することも効果的です。迷い猫を保護した時に、飼い主さんを見つけるのにも、掲示板はおすすめです。
どちらの立場でも、複数の掲示板に情報発信しておくほうが、猫の情報が伝わりやすく、より多くの人に見てもらえると言えるでしょう。
インターネットの掲示板は誰でも利用できますが、不特定多数の人が見る場所でもありますので、個人情報を晒さないように気をつけましょう。