これって本当の事?猫にまつわる3つの言い伝えや都市伝説

これって本当の事?猫にまつわる3つの言い伝えや都市伝説

猫にまつわる話は、何故かたくさんありますよね。それが本当の事か、だたの迷信かは探って見ないとわかりません。今回は、言い伝えや都市伝説の中から3つをご紹介して見たいと思います。

あわびを食べさせると耳が腐る?

あわび

本当にある話だった

猫があわびを食べると、危険であることはたしかなのです。そして、猫があわびを食べると耳が腐るのも本当にある話のようです。

あわびと言えば、高級食材です。あまり口にできないような食材でもありますが、猫にあわびを与える家庭も少なそうに思います。

しかし日本では昔、あわびの漁も栄えた時代があり、捨てられたあわびを外の猫が食べ、苦しむ様子を実際に見た人が、猫とあわびの関係を追求し、それを言い伝えたのでしょう。

それでは猫とあわびについて、もう少し詳しく見てみましょう。

猫の耳の構造に関係がある

猫の大きな耳アップ

猫の尖った耳は頭の上にあり、耳を覆う被毛と皮膚が薄いため、耳が腐ると言われるようです。猫の耳が薄いということは日光を直接浴びやすく、光線過敏症になりやすいと言うのです。

あわびを食べた猫の耳が直射日光に当たれば、アレルギーを伴う皮膚の病気になるからと言われています。つまり皮膚の薄さから、猫の体に影響を受けやすい場所であることで、耳がボロボロになるという意味なのです。

あわびのキモが関係している

あわびの中でも特に、内蔵「キモ」を口にすると、猫には異変が起こるようです。

キモに含まれる化学物質「ピロフェオフォルバイド」が、耳の血管内にたどり着いて支障を起こすそうです。

結果、このキモに含まれる化学物質が紫外線で反応すると炎症を起こし、耳が痒くなる、腐る、落ちるとされる言い伝えになったのです。

イカを食べさせると腰が抜ける?

イカ

猫に魚介類は危険

猫に魚介類を与えるのは、NGな物が多くあります。中でも、猫にイカを食べさせると腰が抜けると言われればなお更です。魚介類に含まれる成分が、猫の栄養を破壊してしまう要素なのです。

イカに含まれる「チアミナーゼ」と言う成分が、ビタミンB1欠乏症を起こす原因になるようです。

ビタミンB1は、脳や筋肉を作る大切な栄養素です。つまり、猫がイカを大量に食べると体の栄養不足になり食欲不振、嘔吐、下痢、ふらふらするような症状が出るそうです。

このことから猫が痙攣を起こし、ふらふらした歩き方になることが、腰が抜けると言う言い回しになったのではないでしょうか。

多少ならイカは問題はない?

いかを食べるとよくないと言うことをお話させていただきました。しかし、猫がいかを口にしたときに緊急で病院に連れて行く人も見かけません。

これは迷信に過ぎないのかも知れません。ただ危険がなければ都市伝説のように、ここまで広がることはありません。少なくても、猫に甲殻類や貝類は体に合わないのは確かです。

もし猫が欲しがったら、少しの量なら問題ありませんが、必ずしっかり加熱をすることが重要です。チアミナーゼは、火に弱く加熱すれば効力がなくなると言われます。

生の魚介類は与えない!与えるときは少量と言うことを守ってくださいね。

猫はペットボトルを嫌う?

猫よけに置かれたペットボトル

猫よけにペットボトル

猫がペットボトルを恐れると言う都市伝説があります。都市伝説を信じた人たちは、猫に立ち入られたくない場所にペットボトルを置いていました。

確かに、以前は家の玄関先などに水の入ったペットボトルをよく見かけました。最近は、少なくなったようにも感じます。

ペットボトルに水を入れて置いているのは、猫よけ対策として広がったといわれています。猫が怖がって寄ってこなくなると言われたそうです。ペットボトルを怖がると言われた真相は、水が太陽で反射することでキラキラと光るので、猫が眩しくて近寄れないだろうと言う意味があるのです。

他にも、猫が水を嫌うから、ボトルに自分が反射して驚くから、ボトルの磁場や静電気を嫌がるからなどに効果が期待されたそうです。また、CDにも同じ効果があるようで、よく見かけました。

その結果はいかに

最近、水入りペットボトルを見かけなくなった、と言うのが答えです。その効果はあまり続かないそうです。

最初は猫も敬遠しますが、そのうち慣れてしまい、対策にならないようです。また、昼間の太陽が出ている時間にしか効果がありません。つまり、夜には猫も入りたい放題になってしまうのです。

それでも未だに信じている人がいるのも事実です。それは、何かしらの効果があったのかも知れません。

まとめ

クエスションマークと猫

猫にまつわる言い伝えや都市伝説を3つ紹介しました。火のないところに煙は立たないと言われるように、これらの言い伝えがあるのは少なからず真実に近いからだと思います。きっかけを元に詳しく追求して、生活の知恵にされてきたのだと思います。

中には、ただの噂話や迷信が都市伝説として言い伝わることもあります。嘘か本当かは、自分でしっかり確かめていく方が安心できるでしょう。

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