高架橋のガードレールで怯えていた子猫「コットン」奇跡の出会いに感謝

高架橋のガードレールで怯えていた子猫「コットン」奇跡の出会いに感謝

猫を保護すると、どうしてこの子はあんな場所に居たのだろうとか、どういう生活をしてきたのだろうとかなど思いを巡らすと思います。我が家には2匹の保護猫がいますが、もし私が彼らと話せるならぜひ一度聞いてみたいものです。今回は、私が大人になって初めて猫を保護して、飼い始めた愛猫のことをご紹介したいと思います。

ガードレールに子猫?

子猫

10年前の真夏、その日私は友人との待ち合わせ場所へ急いで向かっていました。よく通る高架橋で普段なら全く気にしないのですが、何故か一番高い位置まで来たときに左端のガードレールの柱の根元に黒い塊があり、一瞬目をやると道路側に背を向けている子猫だと気付きました。

ですが、その道は渋滞で信号も青で車を停めることは絶対に無理な状況でした。私は気になりながらも待ち合わせ場所に向かいました。

帰り道、子猫が気になり…

子猫を見てから6時間ほど過ぎた夕方6時ごろ私は友人と別れて帰る予定でした。私の脳裏にはあの子猫はきっと道路に飛び出して轢かれたか、建物3階ほどの高さから落ちて死んでしまっただろうと思っていました。

それを見るのは悲しいので、帰りは別の道から帰ろうと思っていましたが、どうしても気になり同じ道を選びました。

すると驚いたことに、その子はまだ同じ場所に居たのです!その時は道路側に身体の向きを変えていました。もし道路に飛び出したら完全に車に轢かれてしまいます。

奇跡的に子猫を保護!

私はその子のいる反対側の道へUターンをしました。そこから奇跡が続きました。Uターンをしてから信号が赤になり、ちょうど車がその子のいる真正面で停まったのです。

そこから車を出て、子猫の首根っこを掴んだのですが暴れて私に噛みついてきたので一瞬手を放してしまいそうになり、もう少しで3階の高さから落とすところでした。

その子の首根っこ捕まえたまま、車の中へ投げ込むように入れて、すぐ運転席に戻るとちょうど信号が青に変わり私はそのまま発進しました。とても短い時間の中での行動出来事でしたが、全てが完璧でした。神様が力をかしてくださったとしか思えません。

コットンが家族となってからの生活

袋の中の子猫

コットンは生後6週間ほどで健康診断の結果、特に問題もなく健康でした。ただ、警戒心が強くずっと「シャー、シャー」と威嚇するので1週間ほど別の部屋で隔離していました。小さい体で威嚇してくるのですが、私は可愛くて仕方ありませんでした。

コットンは連れてきた日から手がかからず、教えた訳でもないですがトイレ用に置いていたダンボールの中にちゃんとオシッコもウンチもしていたのです。コットンは子猫の時からしっかり猫です。

ですので、大変なことはほとんどありませんでした。また、先住犬にくっついて行動していましたので、爪切りやシャンプーも先住犬から先に済ますと、真似をして大人しくさせてくれていましたので先住犬には感謝しています。

大変だったことをしいてあげるとすると、1歳を過ぎたころから何故か蛇口から水を欲しがり、夜中でも鳴いて起こされていたことでしょうか。それは今でも継続中ですが、以前よりは聞き分けがよくなりました(笑)

私の念願だった犬、猫との共同生活

ソファーで手を挙げている猫

愛犬を飼ってから、半年でコットンを保護して一人と二匹の生活が始まりました。コットンが来てから一番嬉しかったことは、留守番中に愛犬がいつも家を散らかして大変だったのですが、コットンが来てからそれが無くなったことです!

コットンはベランダに出しても逃げ出そうとしたことはなく、愛犬の後を追って日向ぼっこをする程度ですぐ家の中へ入ってくるような臆病な性格でしたので、これまでに脱走は一度もありせん。ただ臆病ですが愛犬に対しては強気な態度なのが、コットンの可愛いところです。

猫のマイペースでゆったりした姿を見ると、とても癒されます。人に媚びる事はせずに自分の思うままに行動する姿は憧れます。また、猫の観察力や変化に気づく能力には関心します。

ホテルや病院に行く日は、私の何気ない行動や雰囲気を察するのか、気づかれないように工夫はしているのですが、コットンはそんな日は朝早くから姿を隠してしまいます。

以前に病院に連れて行く前に電話かけて、看護師さんと話している最中にコットンを見ると、こっちを見て目を真ん丸にしてビックリした表情をして逃げてしまいました。この子は人間の話が分かるのかもしれません(笑)

シニアになってさらに愛おしい愛猫コットン

見上げる猫

コットンが我が家の家族になってから11年目に入りました。見た目はそんなに変わっていませんが、少し運動量も減り寝ている時間が増えてきました。まだおじいちゃんではないですが、人間でいうと私よりも年上になってしまいました。

コットンは7才を過ぎてから、やたら甘えるようになりました。それまでは、僕にかまうな的な空気感があったのですが、今では私のことはお構いなしに無理な状態でも膝の上に乗っかってきます。そのしつこさに負けて、いつも好きなようにさせてしまいます。

寝る時は同じベットで寝ていますが、寒い季節は湯たんぽがわりとなってくれるので、助かっています(笑)

朝になるとお腹が空くのでタイマーのように起こしてくれますので、これまた大助かりです!そんな愉快で幸せな日々が、これからもずっと続くことを願ってしまいます。

まとめ

猫は自分勝手な生き物と思われがちですが、私はそんなことはないと思っています。

猫たちは人を信頼すると、懐きますし犬のように甘えてもきます。我が家の愛猫のコットンは、私が泣いていると私の傍に来てくれてやさしく手で顔を触ろうとしてきたり、泣いている私を慰めるように顔をじっと見て声をかけてきます。

そんな優しい愛猫から私は毎日癒され、自分の中に愛を感じています。この子をあの日見つけられて本当に良かったと思っています。コットンとの暮らしは私の生活を豊かにしてくれていますし、これからもたくさんの発見があることを楽しみに過ごしていきたいと思います。

この記事を読んでいる方の心が、少しでもほっこり温かくなってくれると嬉しいです。

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