大掃除に猫が遊んでしまうもの
そろそろ年末も近くなり、大掃除を始めるご家庭も増えてきているのではないでしょうか?
猫などペットを飼っていると、掃除の最中に邪魔をされて、余計に体力がいる事もありますよね。猫の手も借りたくなるのですが、猫は遊びに夢中なようです。
大掃除に猫が遊んでしまうものとは、一体どのようなものなのでしょうか?
1.家具の移動は猫の隠れんぼ
大掃除は、いつもより大掛かりになります。普段はやらない場所も、ここぞとばかりに綺麗に片付けて掃除をします。
家具やソファなど大きな家具を動かせば、もちろん猫は「なんだ?何か始まるぞ」と警戒し隠れようとします。
家具を移動させる間にも、猫がちょろちょろと動き回って、しまいには家具や本棚などの隙間に入って隠れんぼします。
猫は家具を移動させると隙間などに興味を持ってしまい、探すのにひと苦労してしまうでしょう。
2.モップの動きが猫のおもちゃになる
大掃除にはモップを使って掃除をします。モップにも種類がありますが、モップの先に柔らかな繊維でできた、ひも状や羽根状の素材がついています。
上下に動くその動きが、猫のおもちゃになってしまうのです。昔、本屋さんで見かけたハタキのような動きがあるものに、猫は飛びつきたくなるのです。
モップだけではなく、ホコリにも注意が必要です。猫は、固まったホコリを遊び道具にすることもあります。
ハンディモップは、手軽に使えて便利なのですが、猫に邪魔されて作業が進まないのが難点です。
3.ゴミ袋に入りたがる
大掃除では不用品を大量処分するのにゴミ袋を使います。袋に要らない物を入れていくのですが、その中に猫も入ってしまい邪魔されてしまいます。
袋の中に潜り込んで物を出されてしまえ、ば袋も破かれてしまうこともあるのです。猫は袋を見ると入らずにはいられない性分なのです。
4.窓拭きの手の動きに反応する
大掃除では窓を掃除します。窓専用のワイパーで窓を綺麗にするのですが、猫は手の動きに興味を持って飼い主の手を触ってくることや、噛んでくることがあります。
窓から流れる水に反応して、窓に飛びかかる事もあります。猫は遊んでもらっていると勘違いしているようです。猫の肉球の後がついてしまい二度手間になってしまいます。
5.お掃除ロボを追いかける
広いお宅では、お掃除ロボを使用する事もあると思います。お掃除ロボは、電源を入れておけば勝手に掃除してくれる便利な掃除機です。
お掃除ロボの動きに、猫も一緒に追いかけてしまうのです。あちこちに動くので、猫も興味津々と気になるのでしょう。
大掃除する時の猫への対策
1.大移動は猫をケージに入れる
家具の移動などの時は、猫が近くにいると危険になるのでケージやキャリーバッグに入れるなど、猫が侵入できないようにしておきましょう。猫が挟まってケガをすると大変です。
安全に気をつけましょう。
2.洗剤に気をつけましょう
洗剤は、大掃除には欠かせないアイテムになります。猫が口に入れると危険になるので、洗剤を使う時も猫が邪魔できないようにようにしなくてはいけません。特に猫のいる家では、強力な洗剤は避けたいところですね。
3.袋に入れる時は素早く
猫が袋に反応するのは仕方ない事なのかも知れません。なるべく猫が袋に気づく前に終わらせたいです。捨てる物を整理してから、素早く袋に詰めて閉めるようにしましょう。
もし猫が袋に気づいたら、猫用に入れる袋を渡してあげます。その間に掃除を進めてしまいましょう。
4.猫が脱走しないように気をつけて
窓を拭く時は猫の脱走に気をつけましょう。窓を開けていて、閉め忘れたりすると、その隙に逃げてしまう可能性があります。換気のために窓を開ける時も猫が逃げないように注意しましょう。
5.お掃除ロボでついでに遊ばせる
猫が、お掃除ロボに興味を持っていればついでに遊ばせるのはどうでしょうか?
この際、掃除機の後ろに猫のおもちゃ「猫じゃらし」などを付けてあげます。その間に飼い主さんも、他の掃除に取りかかれるので、一石二鳥です。
まとめ
大掃除に猫が遊んでしまうのは、毎年の恒例行事なのかも知れませんね。
猫がいれば掃除もスムーズにいかないものです。段取りよく大掃除を終わらせられないので、ストレスに感じてしまう人もいると思います。
でも猫が遊んでしまうのを、一緒に楽しむのも良いのではないでしょうか?
大掃除の時は、猫にケガや誤飲などに注意をして良い年を迎えたいですね。