猫は飼い主が悲しんでいるのが分かるのか
猫には社交性がある
猫を飼っている人は、猫の意外な一面を知ることが多いかも知れません。
猫は人間とコミユニケーションがとれる動物なのです。
つまり猫は、飼い主の悲しみが分かる動物なのです。
クールで気まぐれな猫は、とても社交的な動物で小さな変化にも気づくことができる、心の持ち主が多いのです。
猫が飼い主さんの、いつもと違う様子を敏感に感じる事ができるのは、飼い主さんの行動や表情を常に観察しているからでしょう。
飼い主さんが悲しんでいたり泣いていると、飼い主さんを励ましたり、同じように不安になってしまうのです。
飼い主が悲しんでいる時の行動
猫の脳は人間と同じ感情を持つと言われています。
人間の2歳半くらいの脳と言われていますが、実際猫の行動は、それよりも優れた脳を持っているのではないかと思います。
飼い主さんの感情に合わせて、猫も微妙に行動を変えることがあるようです。
猫は飼い主さんが悲しんでいたり、落ち込んでいると、頭を擦り付ける仕草が多く見られたり、そばに寄ってきて寄り添う事をします。
また、泣いている飼い主さんの涙を舐めてくれることもあるのです。
猫が飼い主の涙を舐める理由
涙が光っていて興味がある
飼い主さんが泣いていると、「猫が涙を舐めて慰めてくれた」という経験があると思います。
なぜ猫は涙を舐めてくれたのでしょうか?
もちろん、飼い主さんを励ましたい気持ちがあるのです。
しかし猫から見る飼い主さんの涙は、光る水滴に見えているのです。
流れる光る水は猫にとって蛇口の水に感じてしまっているのです。
つまり飼い主さんが涙を流してしまうと、猫は「キラキラ光る水が流れている」と言う風な興味を持つからと言えるのです。
いつもの飼い主に戻ってほしい
猫が自分以外の動物を舐める行為は、関係の深さにあります。
大切な存在や好意のある相手を舐めて交流を深めます。
飼い主さんが泣いた時に猫が舐めてくれるのは、猫が心配しているからと考えられます。
舐めることで、相手を励まし安心させてあげているのでしょう。
「いつもの飼い主さんに戻って」「大丈夫?」などと元気づけてくれているのです。
飼い主が悲しい時に近くに来る理由
不安な気持ちから気になる
猫は飼い主さんが悲しんでいると不安な気持ちになります。
どうして良いかわからず、そわそわしてしまいます。
飼い主さんの様子が変だと気づいたら、不安になり近くに来て様子を伺おうとします。
猫同士でも猫の様子がいつもと違うと、必ず寄っていくのです。
猫はいつも通りの生活を望むので、異変をとても感じやすく、同じように不安で悲しくなってしまうのでしょう。
生きているか確かめようとする
飼い主さんが悲しんで肩を落としてしまうと、生きているのか確かめようとします。
飼い主さんの動きが止まると、猫は状況を確認しようとする習性があるのです。
「生きてるのか?死んでるのか?」とゆっくりと近づいてきます。
クンクンと匂いを嗅いで確かめたり、手でちょいちょいとして見たりするのです。
そばで寄り添えば心強いから
猫は感情が豊かな動物でもあり、弱ってるものに気を使える動物なのです。
感情が豊かな分、弱っているものを放っておけないのでしょう。
そばに寄り添いたい気持ちや、心強い気持ちになると思うのです。
夜中に猫が目を覚まして、寂しくなり同じ寝床に入る事がよくあります。
猫は単独よりも団体でいる方が不安も消え、心強い気持ちになるのだと思います。
まとめ
猫は飼い主さんが悲しんでいるのをわかります。
きっと、どんな動物よりも敏感に感じやすいのです。
落ち込んでいる姿や、しくしく泣いている姿を見てどうして良いかわからずに、不安になってしまいます。
猫は飼い主さんに、いつも通りに戻ってほしい気持ちや、元気になってほしい気持ちでそばに寄ってくるのです。
悲しむ飼い主さんを放っておけないのは気になるから、興味があるからと言う好意的な意味合いがあるからだと思います。
20代 女性 匿名
遊んでと噛んでアピールしてくる時間帯なのに、私が体調悪いのを察して、一人遊びをしたり、邪魔にならないところでピタッと身体を寄せてきたりします。
そして持病の痛みで思わず涙が出てしまった時も、家族の誰よりも早く察し、私の顔を覗き込み、手を軽く甘噛みをして反応を伺ってきて、私が反応出来ずに苦しんでいると...普段とは違う鳴き方と大きな声で、家族を呼びに行ってくれました。
本当に助けられています。心の支えでもあり、なくてはならない存在です。
女性 ぬこぬこ
……しばらくすると、遊んでアピール始まりましたけど(笑)