良くある猫の行動に関する勘違いとは?
飼い主が勘違いしている事1 熱い視線で見つめられてる
熱い視線で見つめられてる→「飼い主のことが大好きだから?」
実は…
「警戒してま~す」
が正解!
高いところからじっと見つめてきたり、壁の陰からスパイのごとく半分だけ顔を出して見てきたり…。「そんな熱い視線で見つめるほど好きなの?」と勘違いしてしまいますが、本当は警戒されてますよ!
あなたの一挙一投足を、危険はないかビクビクしながら観察しているのです。
近くでじっと見つめてくる時は何か要求がある時です。我が家の猫の場合は大抵がお腹がすいている時です。
飼い主が勘違いしている事2 布団に入ってくる
布団に入ってくる→「やっぱり飼い主が大好きだから?」
実は…
「あったかいから!」
が正解!
飼い主の布団は、飼い主が天然の湯たんぽになってあったかいから布団に入るのです。もちろん、信頼できる飼い主の側にいると安心できる気持ちも少しはあるかもしれません。
いざという時は、しもべである飼い主が体を張って守ってくれるのも期待していそうです。
飼い主が勘違いしている事3 スリスリ甘えてくる
スリスリ甘えてくる→「飼い主のことが大好き過ぎるから?」
実は…
「匂いをつけて安心!」
が正解!
猫は自分の匂いがついていないと不安を感じます。飼い主が帰ってきた時など、自分の匂いがついていないので不安に思い、自分の匂いをつけて安心を得ようとするのです。
所有権を主張しているとも言われます。要するにマーキングです。
飼い主が勘違いしている事4 お腹を見せる
お腹を見せる→「飼い主のゴットハンドで触れてほしい?」
実は…
「遊んでほしいけどお腹を触ってほしい訳じゃない」
が正解!
ゴロンとお腹を見せてくるので、てっきりお腹をナデナデしてほしいのかと思いきや、ただ遊んでほしいだけで、別にお腹を触ってほしい訳ではないようです。
確かにお腹を触ると怒られますものね。ですから、猫がお腹を見せてきたときは普通に遊んであげれば良いのです。お腹を触っても平気な猫もいますけど。
飼い主が勘違いしている事5 トイレやお風呂で出待ちしている
トイレやお風呂で出待ちしている→「愛が溢れ過ぎててひと時も離れたくないから?」
実は…
「その中をパトロールしたい」
が正解!
トイレやお風呂のドアは、ふだんは閉まっていることが多いと思います。でも、その中を猫はパトロールしたい気持ちを持っているのです。
飼い主が入ったスキに猫も入って、何か異常がないか確認したくてうずうずしています。
ドアが開くスキを狙ってじっと待っているのを「出待ちしてる!」と飼い主は勘違いしているのです。
飼い主が勘違いしている事6 おもちゃを持ってくる
おもちゃを持ってくる→「飼い主とめくるめく遊びを体験したい?」
実は…
「コレ、食べにゃ」
が正解!
おもちゃのみならずネズミや鳥など、飼い主に獲物をプレゼントしてくれるのは狩りができない飼い主の代わりに、親切ご丁寧に獲物を獲ってきてくれているのです。
食べられないし…と猫に返すのは失礼というものです。ありがたく頂戴し致しましょう。
まとめ
猫の行動、本当の意味を理解できていましたか?
結構勘違いしていたコト、多いのではないでしょうか?猫の行動をどう解釈するかは飼い主の自由ですが、あまりに都合良く考えていると痛い思いをするかもしれません。
猫がなんであんな行動をとったのか、その意味をじっくりと猫目線で考えてみるのも楽しそうです。たまには猫になりきって、行動してみてはいかがでしょうか?
今までとは違った世界が見えてくることでしょう!