とりあえずこれだけマスターしておけばOK!な猫語たち
それでは早速、マスターしておけば大体猫の気持ちが分かる、猫語たちをご紹介しましょう!
猫語1 ニャッ、ミャッ(楽しいにゃ!)
猫が短く、小さめな声で鳴くときは楽しいときや、自分の希望が叶って嬉しいときです。我が家の猫も、おもちゃを私が持ったとたんに、この猫語を話します。
まだ遊び盛りのヤンチャなオス猫なので、「待ってました!」とでも言いたげです。その他にも、待望のご飯やおやつを飼い主さんが用意しているときなど、猫が待ち望んでいた出来事があったとき、「ニャッ」と話すことが多いでしょう。
ですから、愛猫が「ニャッ!ニャッ!」と言っていたら、目の前で楽しいことが起きているに違いありません。愛猫が喜ぶこと、覚えておいてあげましょう。
猫語2 ニャァ〜オ(◯◯してにゃ)
ご飯やドアを開けてほしいなど、要求をするときは少し強めの語気になります。
願いが叶えられないと、何度もこの猫語を言うことでしょう。どんどん大きくなることもあります。早く叶えてあげたいですが、ちょっと焦らすとまた、反応が可愛いですよね!
猫語3 シャー(来るにゃっ!)
これはお馴染み、威嚇のときに発する猫語です。
「それ以上来ると、攻撃するにゃ!」と警告しているのです。また、「止めてにゃ!」と訴えている場合もあります。
いずれにしても、このときの猫には不用意に近づかず、落ち着くまでそっとしておきましょう。下手をすると、攻撃を受けて怪我をする可能性があります。
猫語4 ニャー(よっ!)
「ニャー」と言いながら、しっぽを立てて寄ってくるとき、それは、親しみを込めた挨拶です。
大好きな人を見ると、ついしっぽが、ピンと立ってしまうようなのです。「ニャー」は軽い挨拶の言葉。猫の名前を呼んだとき、「ニャー」と返事してくれることもあります。
猫語5 アゥアゥ(うみゃ〜)
大好物や空腹だったときなど、ご飯を食べるのが嬉しすぎて、思わず「アゥアゥ」言いながら食事する場合があります。
感激のあまり、声が出てしまうようです。ご機嫌なときでもありますので、そっとしてその喜びを、十分味あわせてあげましょう。
猫語6 ニャーオ(寂しいにゃ)
飼い主さんが出かけるとき、「ニャーオ」と玄関まで追いかけてくることはありませんか?甘えん坊の猫に多いのですが、飼い主さんに行ってほしくにゃい!と訴えているようです。
そんな猫の気持ちを知ったら出掛けにくくなってしまいますが、猫と一緒にいる時間は、なるべく密度を濃くするように心がけると、猫も落ち着くでしょう。
猫語7 ゴロゴロ(幸せ/辛いにゃ)
猫のゴロゴロ音は幸せなときにも聞かれますが、具合が悪くて辛いときや、死期が近いときにも聞かれます。
相反する意味が、ゴロゴロ音にはあるのです。猫の表情や体の状態から、どちらなのかを見極める必要があります。もし具合が悪いのであれば、急いで対処してあげてください。
猫語8 ギャッ(痛っ!止めろにゃ)
猫の体を踏んでしまったときなど、「ギャッ」と悲鳴をあげます。猫は足音がしないので、知らない間に足元にいて、気がつかずに踏んでしまうことは稀にあります。
信頼関係のできている猫であれば、そうそう嫌われることはありませんが、もしまだ距離のある猫の場合、警戒されてしまうかも。「ごめんね。ワザとじゃないよ。」などと優しく声をかけ、ご機嫌を取りましょう。
猫語9 カカカッ(獲物がいるにゃ)
窓から見える美味しそうな獲物、でもそれを、獲ることはできない・・・。そんなフラストレーションを感じさせる、猫語です。猫によって「カカカッ」もあれば、「ケケケ」「カチカチ」などの猫語も。
いくら猫が外に出て狩りをしたそうでも、それはできない相談です。猫の安全を考えれば、悪いですが狩りは、諦めてもらいましょう。代わりに、飼い主さんが猫の狩猟本能を刺激するような遊びで、たくさん遊んであげてください。
まとめ
猫語は「ニャー」だけかと思いきや、実はいろいろな猫語があるのです。全部をただ暗記するのは大変ですが、猫と暮らしていると自然と、何となく分かってきます。
猫語を理解するのは、猫との絆がそれだけ深い証拠でもあります。ご紹介した以外にも猫語はありますので、猫とたくさん話して、マスターしていきましょう!