実はNG行為!?猫のためにならない12の事

実はNG行為!?猫のためにならない12の事

当たり前ですが、猫と人間は、別の種族です。常識も習慣も、違います。人が良いと思っていることが、猫にとってはNGな場合も多々あるのです。どんな行為が猫にはNGなのでしょうか?ご自身の日頃の、猫に対する行為を振り返るためにも、ぜひチェックしてみてください!

猫のためにならないNG行為12選

香箱座りをして眠るグレーの猫

飼い主さんがやってしまいがちでも、実はNGな行為を集めてみました。

NG行為1 おやつをたくさん与える

キャットフードを見ながらあくびをする子猫

可愛く猫にせがまれると、ついついおやつをたくさん与えたくなってしまいます。
そのときは猫も飼い主さんも満足感がありますが、おやつの与えすぎは猫の体に負担となります。

肥満になるリクスがありますし、おやつの種類によっては、結石になる可能性も。
おやつの量には注意が必要です。
また、おやつを与えたときは、その分のカロリーをご飯から差し引くことも大切です。

一時の感情でおやつを与えてしまい、後悔するのは飼い主さんです。
そして猫には、苦痛を与えてしまうかもしれないのです。
愛猫の可愛い催促に負けることなく、ダメなものはダメと、けじめをつけましょう。
それが、愛猫のためでもあるのですから。

NG行為2 めちゃくちゃ触る

飼い主の膝の上で仰向けになる子猫

ふわふわで触りごこちの良い猫。ずっと触っていたくなってしまいますね。
猫も触られてまんざらではない様子でしたら、ますますナデナデしたくなります。

でも、それには限度があります。触りすぎはNGです。
触られるのが嫌なときはしっぽを振る、噛もうとするなどしてサインを出していますので、見逃さないようにしてあげてください。

NG行為3 来客に無理やり会わせる

箱に隠れているまん丸な瞳の子猫

可愛い愛猫を来客に見せたくなる気持ちは分かりますが、隠れている猫を引っ張り出し、無理に会わせるのもNG。
人見知りな猫の場合、来客が来ただけでもストレスなのに、無理に会わせられるなんて、迷惑もいいところです。
ただ、人見知りをしない性格の猫もいますので、猫が嫌がらないようでしたらOKです。
猫の性格に合わせて、対応してあげてくださいね。

NG行為4 人の食べ物を与える

机の上の人の食事を見つめる猫

飼い主さんが食べているものをじーっと見つめ、いかにも食べたそうにしている…。
気になってしまいますし、ちょっとだけなら…と与えたくなりますが、ちょっと待って!
人の食べ物は猫には味付けが濃すぎますし、猫が食べてはいけない食材が入っている可能性もあります。
人の食べ物は、与えないのがベストです。

NG行為5 体罰

檻の中に閉じ込められた子猫

いたずらや粗相をされて、頭に来て叩いたり、大声を出したり閉じ込めたり…。
しつけのためにとやってしまいがちですが、猫には実は効果がありません。というか、どうして体罰をされているかが分からないので、飼い主さんのことを怖い人だと認識してしまうかもしれません。

猫を叱るときは、体罰はNG。
「コラ!」など短い言葉で注意するか、その行為を猫ができないように工夫しましょう。
現行犯で叱らないと猫が理解できないので、その点も注意です。

NG行為6 追いかける

怯えて低い姿勢で逃げる猫

猫が悪いことをして、追いかけるのもNG。
猫が飼い主さんと遊んでいると勘違いしてしまいます。
すると、「(飼い主さんにとっての)悪いことをすると、遊んでもらえる」と思ってしまい、ますます頻繁にやるようになってしまうかもしれません。
猫が悪いことをしたら、完無視か部屋を出て行くなども効果があるようです。

NG行為7 大きな音を立てる

大きなスピーカーのそばで座る猫

猫は基本、ビビりです。特に大きな音には、敏感に反応します。
きっと捕食動物を、思い起こさせるのでしょう。
とはいえ、生活している中で音を立てないのは無理がありますから、なるべく大きな音は立てないよう、注意するしかありません。

NG行為8 じっと目を見つめる

大きな瞳の白猫の顔アップ

大きくて透き通るような猫の目を、じっと見つめたくなることがあります。
でも、猫にとっては喧嘩を売られている、ととってしまいます。

猫の世界では下位の猫が目を反らすので、飼い主さんのことを上位だと思っていれば、愛猫の方からすっと、目を反らします。

ですが、なるべくなら猫の目は、じっと見ない方が良いでしょう。
もし目が合ってしまったら、ゆっくりと瞬きすると、敵意がないことを伝えられます。
親愛の情を表す仕草でもあるので、愛猫が大好きなことも、同時に伝えられるでしょう。

NG行為9 強い香りを発する

アロマキャンドルの匂いを嗅ぐ猫

猫は、嗅覚で様々なことを判断しています。
香水などの強い香りは、その猫の嗅覚を麻痺させてしまうのだとか。
鼻が良いので人の何倍も、匂いには敏感です。
そんな中、香水の香りがしたら、猫にとっては強烈すぎて、たまったものではないでしょう。

猫と暮らす部屋では、香水はもちろん、アロマや芳香剤などの強い香りは、使わない方が良いでしょう。

NG行為10 猫が使うものを頻繁に新調する

白いベッドでくつろぐ猫

猫は人見知りだけでなく、物見知りもします。
家に新しい家具や猫グッズが導入されると、しばらくは近寄ろうとしないでしょう。
もちろん、すぐに使うときもあるのですが、その基準は猫にしか分かりません。

そして、自分の匂いが染み付き、慣れ親しんだ物を好みます。
ボロボロに壊れてどうしようもない、となれば新調した方が良いでしょうが、そうでなければ安易に新調するのは、オススメしません。
猫にしたらまた、初めから慣れなくてはいけなくなります。
部屋の模様替えも、猫にとってはストレスの元です。どうしても必要がない限りは、模様替えも控えた方が良いようです。

NG行為11 服を着せる

洋服を着せられて嫌そうな猫

猫に服を着せると、これがまたとっても可愛いのです。
思わずいろいろと着せたくなってしまいますが、猫にはストレスです。

嫌がらなくても毛づくろいの障害になるので、やはりストレスが溜まります。
術後などで必要なとき以外は、着せない方が○。
猫用の可愛い被り物もありますが、写真を撮ったらすぐに外してあげてください。

NG行為12 飼い主都合で構う

横になっている猫を撫でるカップル

猫は気分屋です。構ってほしいとき、そうではないとき、いろいろな気分があります。
そして自分の気持ちにとても正直です。
猫がそっとしておいてほしいときに、飼い主さんが構いたいからと言って構うのは、止めましょう。

寝ているときや食事中、トイレ中も、邪魔されるのを嫌がります。
猫はよく飼い主さんの邪魔をしますが、自分が邪魔されるのは、嫌なようです(笑)。

特に睡眠中は、そっとしておきましょう。
一日のほとんどを寝て過ごす猫ですが、そのうちの4時間程度は、ぐっすりと寝ている時間です。

そのときに起こされると睡眠不足となり、猫のためになりません。
猫を飼い主さんの都合で構うのではなく、猫の都合で構うのが、一番です。

まとめ

怒ったような表情の猫の顔アップ

可愛い猫を前にするとタガが外れ、ついつい猫が嫌がることをやってしまいそうになります。
ですがこれは猫を見て、いかに自らの欲を抑えるかという、猫神様が与えた試練です。

うまく感情をコントロールして、試練を乗り越えた者だけが猫に懐かれるというシステムになっているのかもしれません。
頑張って試練、乗り越えましょう!

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