猫を拾いたいなら
※本記事は「捨て猫を保護し、助けたい方」や「保護した後どのような対応が必要なのか知りたい方」へ、情報を紹介する記事です。捨て猫を保護して家族に迎え入れる場合は、責任を持って育てるようお願いたします。
1.動物病院
動物病院の前に捨てられてしまい、保護されたというケースの猫はいます。病院で保護され、ボランティアで治療を受けていることもあるようです。
猫を拾いたいと考えている場合は、動物病院に問い合わせてみるといいでしょう。
2.ペットショップ
動物が好きな人が来る場所ということに期待して、猫が捨てられていることがあります。猫を拾いたいと考えているなら、足を運んでみるとよいでしょう。
3.トリミングサロン
ペットを飼っている方が出入りする場所なので、拾ってもらえることを期待して、猫が捨てられてしまうことがあります。
4.公園
野良猫が多くすみついている公園は、猫が捨て猫がいることがあります。猫を拾いたいと考えているなら、チェックしてみるといいかもしれません。
5.コンビニ
コンビニの周辺には、食べ物を狙って野良猫が集まることがあります。そういったこともあり、捨て猫がいることがあります。
6.港
公園と港は、捨て猫が多い場所で知られています。捨て猫が繁殖によって増えてしまい、保護団体がTNR活動をしている地域もあります。
猫を拾いたい場合は、その港で活動している団体が分かれば一度確認してみるといいでしょう。
7.猫を飼っているおうち
猫を多く飼っている愛猫家さんなどのおうちの前に捨てられていることがあります。
猫を拾いたい、その前に
自分で飼うのか、保護して里親を探すのか決めておく
猫を拾いたいと思っていても、その後どうするのかを決めてからにしましょう。
飼い猫、地域猫ではないか確認する
捨て猫らしい猫がいた場合、拾いたいと思っても、その前にその猫が本当に捨て猫かどうか確認する必要があります。迷子猫の情報や、近くのおうちの外猫ではないかなどの情報を探してみましょう。
また、その地域の地域猫の可能性もあります。耳の先がカットしてある猫は地域猫かもしれないので、お世話をしている方に確認をしましょう。
子猫の近くには母猫がいるかもしれない
捨て猫らしい子猫がいた場合、近くに母猫がいる可能性があります。引っ越しの途中で子猫を待たせているかもしれません。
猫を拾いたい気持ちを抑え、しばらく様子を見てから判断しましょう。
猫を拾った後にすること
健康状態の確認
拾った猫が健康とは限りません。ケガをしていないか、ノミやダニ、排せつの状態などを確認しましょう。
自宅にペットがいる場合は、感染症の心配があるので隔離が必要です。体が濡れているなら乾かします。すぐに病院に行けない場合は、体温が下がらないように保温が必要です。
動物病院に連れて行く
猫を拾いたいと思ったら、自分で飼うのか、保護して里親を探すのかを考えると思いますが、いずれにしても、拾ったら病院へ連れて行きましょう。
感染症の検査、ケガや病気のチェックなどを行います。これらは里親を募集するときも必要な情報となります。また、猫にマイクロチップが装着されていないか調べることが可能な病院もあります。
猫の寝床やごはんを用意する
暗く狭い空間など、猫が落ち着ける場所を用意します。可能ならケージがあると良いでしょう。キャットフードや食器、猫トイレなどが必要です。
拾った猫が生まれて間もないような小さな子猫の場合、1日何回かに分けてミルクを与える必要があります。さらに、体温調節ができないため、保温することも必要です。
まとめ
動物病院や港など、捨て猫が多い場所が存在します。もし、猫を拾いたいと考えているなら、そういった場所に行ってみるといいかもしれません。
すでに保護されているという情報があるかもしれないので、所有者の方に聞くなど情報収集も必要でしょう。猫を拾う前、拾った後のことを考えて行動することをおすすめします。