うちの子、どこ?ネコが家の中で隠れやすい場所
あれ?うちの子、どこ?
部屋の中を見渡しても愛猫の姿が無い。お気に入りの場所にもいない。名前を呼んでもウンともスンとも返ってこない。
「あれ?うちの子、どこにいるの?」と部屋のあちらこちらを探してみるけれど、見当たらない。そんな経験、ありませんか?
ネコが家の中で隠れやすい場所をいくつかピックアップしてみました。
ネコは家電がお好き
ネコは家電がお好きなようです。ネコは狭い所を好みます。夏は涼しさを、冬は温かさを好みます。ネコが好きな条件を家電の内側や裏側は満たしているようです。ネコが隠れやすい家電の場所をいくつかご紹介します。
1.テレビボードの後ろ
テレビボードの後ろに入って寝ているケース。特に冬場はテレビからの余熱がヒーター代わりとなって快適に感じるようです。愛猫が見当たらないと思ったら、テレビボードの後ろを確認してみて下さい。
注意点としては、テレビボードは普段あまり掃除が行き届きにくい場所です。ネコが入って寝るのを習慣にするとネコの毛や埃がコード周辺にたまりやすくなります。電気コードは埃によって発火の危険性があるので注意しましょう。
2.冷蔵庫の後ろ
冷蔵庫の後ろに入るケース、壁と冷蔵庫の隙間に入り込むケースです。人見知りのはげしいネコは知らない人が家に来ると怖がって隠れようとします。
普段入らないような所にとっさに入り込んでしまいます。何とか身を隠そうと、冷蔵庫の後ろに逃げこむケースがあります。その場合はお客様が帰るまで、そのまま放っておきましょう。
お客様がいる時にネコを隠れ場所から出そうとしても、パニックでさらに奥へと入り込んでしまいます。お客様が帰って部屋の空間にいつも通りの平穏な空気を感じたら、ネコは自分から出てきます。
3.洗濯機の中
洗濯機の中で寝ているケース。洗濯機の中に洗濯物が入ってフカフカしていたり、洗濯機の中がひんやり気持ちよかったり、季節や気温によって洗濯機の中に快適さを感じたら、中で寝ているケースがあります。
愛猫が見当たらないと思ったら、洗濯機の中を確認してみて下さい。注意点としては、洗濯機の洗濯物の中に入り込んでいる場合があるのでスイッチオンする前に愛猫がいないか確認しましょう。
仔猫には鈴がおすすめ
仔猫は好奇心旺盛で色んな所に入りたがります。どんな狭い隙間でも仔猫はスルリと入り込んでしまいます。押入れなどに入ってしまうと見つけにくいんですよね。
ですから生後3~4ヶ月ぐらいまでの仔猫には鈴つきの首輪をつける事をおすすめします。鈴をつけておけば、仔猫がどこにいるのかすぐに分かります。小さな仔猫が鈴をチリンチリン鳴らして歩く姿は、とっても可愛いですよ。
ネコにとっては“隠れ場所”ではなく“居心地のいい場所”
ネコの性格はケースバイケース。その場その場で一番自分が快適と感じる場所に身を置きます。飼い主さんは愛猫の姿が見当たらないと「うちの子、どこに隠れてるの?」と思うかもしれませんが、愛猫にとっては「あ~、ここって居心地がいいニャ~♪」とくつろいでいる場合が殆どです。
最後に
部屋の中を見渡して愛猫の姿が見当たらなかったら、いつものお気に入りの場所やキャットハウスの中を探してみましょう。それでも見当たらなかったら“隠れやすい場所”を探してみてください。
ネコの性格はケースバイケース。その時々によって快適に感じる場所が変ります。ネコにとっては“隠れやすい場所”ではなく“その時、居心地よく感じた場所”のようです。