自宅でも猫は危険がいっぱい!身の回りの9つの危険

自宅でも猫は危険がいっぱい!身の回りの9つの危険

猫を自宅だけで飼っている方「外みたいに危険もないから大丈夫」と思っていませんか?実は猫は自宅の中の身の回りにも危険がたくさんあります。そこで今回は「自宅でも猫は危険がいっぱい!身の回りの9つの危険」についてご紹介させていただきます。

猫の身の回りの9つの危険

ソファーでくつろぐ猫と飼い主

猫の身の回りには危険がいっぱいあります。自宅だから大丈夫と安心していませんか?
猫と暮らしていくときには、自宅でも猫のために気を付けなければいけないことがたくさんあります。そこでここでは、猫の身の回りの9つの危険について、ご紹介させていただきます。

1.溺れる危険性

浴槽で遊ぶ猫

猫は水が苦手な動物です。それによりお風呂などに、もし滑って落ちてしまうと、泳げずに溺れてしまう危険性があります。猫と暮らすときには、

  • 浴槽に水を入れっぱなしにしない
  • 浴槽に猫の気になるおもちゃなどを浮かべない

これらのようなことに気を付けましょう。

洗濯機にも注意

また、お風呂だけでなく「洗濯機」にも気を付けなくてはいけません。洗濯機は、

  • 狭い
  • 薄暗い
  • 位置が高い

という、猫のお気に入りの場所になる好条件が揃っています。

また好奇心旺盛な猫は性格上、「覗いてみたい」「入ってみたい」と興味津々となってしまいます。それにより洗濯機に水が張ってあると、気づかずに飛び込んで溺れてしまう危険性があります。
洗濯機にもなるべく水を溜めたままにせず、どうしても水を張ったままにするときには、蓋を必ず閉めるようにしましょう。

2.食べてはいけないものの危険性

チョコレート

猫には食べてはいけないものがたくさんあります。猫のキャットフードやおやつであれば問題ないのですが、「人間の食べ物」は基本的に危険がいっぱいです。
具体的には、

  • チョコレート
  • ネギやニラなど
  • コーヒーやお茶などの飲物
  • 香辛料
  • アルコール

これらのようなものは絶対に食べさせてはいけません。
猫がこれら人間の食べ物や飲み物を摂取してしまうと、嘔吐や下痢、痙攣、意識不明などの中毒症状になってしまったり、命を脅かしたりする危険性が高いです。

また安全な食べ物だと分かっていても、人間の食べ物は絶対にあげてはいけません。人間の食べ物は塩分が高いために、猫は肥満や糖尿病などの原因になってしまいます。
これらのような危険性があるのでやめてください。

3.衝突の危険性

猫は運動神経が良いものの、子猫や、やんちゃな性格の猫は、衝突をして怪我をしてしまう危険性があります。

猫はたくさん体を動かして遊びます。部屋中を走り回ることもあるでしょう。
しかしそのようなとき、角の尖った机などの「家具」があれば、衝突をして怪我をしてしまう危険性があります。
なるべく部屋の家具は端に寄せたり、猫の走り回るスペースを確保してあげたりするなど、衝突をしてしまわないように工夫をしましょう。

4.転落の危険性

猫は様々なところから転落をしてしまう危険性があります。
その中でも一番危険なのが、「マンションやアパートの窓」などからの転落です。
転落をしてしまうと骨折をしてしまったり最悪の場合、命に関わったりします。

猫と一緒にマンションなどで暮らすときには、「2階」がおすすめです。1階であれば野良猫と交わってしまう可能性がありますし、3階以上であれば転落をしたときに危険なのでおすすめできません。ですので、転落をしてしまう危険性を考えて、住まいを見直すことも大切です。

5.気温の危険性

エアコンを操作している人の手

自宅で猫を飼っているときに日頃から気を付けなければいけないことが「気温」です。
猫は寒がりな動物です。冬場、暖房をつけずに寒いままの部屋にしていると、猫は体調を崩してしまう危険性があります。

反対に夏場であれば、冷房をつけますよね。
しかし飼い主が出掛けるときに、猫のことを考えずにエアコンを消してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

部屋の気温がみるみる高くなれば、

  • 熱中症
  • 脱水症状

などを引き起こし、最悪の場合、命に関わります。
これらのことを踏まえると、飼い主が留守にするときも猫のことを考えて、暖房や冷房、季節に合わせて温度調整をしてあげなくてはいけません。

6.感電の危険性

意外に知らない飼い主も多いのが、この「コードかじりの危険性」です。
猫はコードを引っ掻いて遊んだり、かじったりする癖がありますよね。しかし、ショートをしてしまうと「火災になってしまう危険性」があります。飼い主が忘れがちな冷蔵庫の後ろや電話線など、留守にしている間に火災になってしまわないようにしなければいけません。
具体的には、

  • コードを片付ける
  • コードをまとめる

これらのようなことを心がけるようにしましょう。

7.ドア挟まりの危険性

ドアから出てきた茶トラ猫

猫は構ってほしいときや甘えてくるときに、飼い主の足元をウロウロとすることがありますよね。

しかし猫が後ろを付いてきていると気づかずに、扉を閉めてしまうことがあると思います。そのようなときに危険なのが、「猫がドアに挟まれる」というものです。また、それだけでなく気づかないうちに閉じ込めてしまって、何時間も寂しい思いをさせてしまうこともあります。

猫を扉などで挟んで怪我をさしてしまわないように、扉の開閉をするときには確認をするようにしましょう。

8.踏みつけの危険性

日頃から気を付けなければいけないことが「踏みつけの危険」です。
子猫などの猫は、特にどこにいるのか分からず、歩いているときに踏んでしまって怪我をさせてしまう危険性があります。それだけでなく、夜中にトイレに行くときに電気を付けずに歩いていると、猫に気づかず踏んでしまうということもあります。

猫を飼っている場合には日頃から足元を確認して気を付けなければいけません。
夜には必ずライトなどで、猫がいないか確認をすることも忘れないようにしてください。

9.誤飲の危険性

紐で遊ぶ三毛猫

猫は誤飲をしてしまい、窒息をしてしまう危険性が日頃から気を付けなければ起こってしまいます。遊んでいるうちに口に入れてしまい、取り出せずに飲みこんでしまうという事故も。
誤飲の危険性のある、

  • 人間の飲む薬や
  • ビニール
  • 紐類
  • 小さな小物

など、これらのようなもので遊んでいるうちに、誤飲してしまうようなものは片付けておくようにしましょう。

まとめ

飼い主に抱っこされている長毛猫

猫は自宅だけで飼っていても身の回りには危険がいっぱいあります。
飼い主が日頃から片付けをし、気を付けていれば未然に防ぐことができるので、きちんと「猫の住む環境」を考えてあげてくださいね。

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