猫を拾ったらどうする?初めて飼う人が注意すべき4つの項目

猫を拾ったらどうする?初めて飼う人が注意すべき4つの項目

もし、あなたが猫を拾ったらどうしますか?道端に段ボールに捨てられている子猫・・・思わず拾って帰る事があるかもしれません。家族の一員として迎えるのであれば、拾った猫ちゃんの幸せの為にもやらなければならない事、注意すること等が沢山あります!今回はそんな内容を猫を拾った時にすべき事を4つにまとめてみました。

猫を拾ったら!①病院の検診と生活の準備をする

抱かれる猫

もしかしたら、病気に感染しているかも。

病気に感染してないかどうか、食事は何を与えればいいのか、先生は専門家ですので、不安に思ったことなど色々聞いてみて大丈夫です。
親切に教えてくれるはずですが、中には先生との相性もありますから、おかしいな?と思ったら、別の動物病院に連れて行くことも有りだと思います。かかりつけの病院を決めておいた方が、いろいろと便利です。信頼できる先生と出会えると良いですね。

エサやトイレなどの猫の身の回りの物を買いそろえましょう。

先生にミルクが必要だと言われたら、ミルクを。キャットフードでも大丈夫なら子猫用のキャットフードとエサの皿を買いましょう。それから、トイレですね。猫のトイレはフード付きのものがお勧めです。猫は排泄した時、砂をかけて隠す習性がありますので、フード付きならそれを防止すると言われています。猫の個人差もあると思いますが、大丈夫なはずです。おしっこシートや猫砂を買いましょう。猫砂はデオトイレが消臭力に優れているそうですよ。

その他、必要なもの

  • ケージ
  • 爪とぎスタンド
  • 猫用爪切り
  • 水やり器
  • 抜け毛用のブラシ

上記のようなものをそろえるのに、約2~3万円必要ですね。動物を飼うということはお金がかかります。でも初期投資がそれぐらいで、あとは毎日のエサ代とトイレ用品くらいでしょうか。

猫を拾ったら!②人間の食べる物は与えない

見つめる猫

人間が食べるものを欲しがる猫は多いけれど、少量でも有害な食べ物は予想以上に多いです。嘔吐や下痢を起こしてしまう可能性があり、最悪の場合、死に至ることもあるので、飼い主の皆さんが目を光らせておくことが大事だと思われます。

ネコにやってはいけない危険な食べ物

  • ネギ類(玉ネギ長ネギニンニクラッキョウニラ)
  • チョコレート、カカオ類(特にビターチョコレート無調整ココア)
  • カフェイン
  • アボカド
  • ドッグフード
  • アルコール
  • イカ「猫はイカを食べると腰を抜かす」という言葉があります。
  • アワビ「猫がアワビを食べると耳が落ちる」という言葉があります。
  • 魚や肉の骨
  • 生の豚肉
  • 生卵の白身
  • 香辛料
  • ドッグフード

以上のようにたくさんあります。間違って食べないように気を付けてあげましょう。猫の手の届かない所に保管してください。
また、人間の食べる物には塩分や糖分が含まれています。それをそのまま与えると、体の小さい猫には過剰摂取となってしまい、体調を崩すこともあります。そう考えると、キャットフードのドライやウェット、猫用おやつなどが安全だと思います。でも、手作りごはんをあげたい方は上記のことに注意して作ってあげて下さい。

猫を拾ったら!③適したキャットフードを理解する

餌を食べる猫
  • 穀物類(小麦トウモロコシなど)
  • 添加物(着色料保存料酸化防止剤)
  • 家禽ミートミートミールなど(副産物)

これらのものが入っているキャットフードは体に良くありません。大事な猫ちゃんの為に飼い主さんたちは、食べる物にも注意しています。

日本のキャットフード

2009年に『ペットフード安全法』ができたにも関わらず、人間が食べる物に使えない添加物を使用していたり、「ミートミール」という動物の死骸や骨、内臓などを粉末状にしたものがまだ使用されていることがあります。海外の、特にイギリス(動物愛護先進国で有名)などの物に比べると違いが分かるので、海外産のキャットフードを買い求める方が多いようです。

グレインフリーとは

猫は生物学的にいえば、野生で生きているときにはタンパク質(肉食)を摂取しているので、穀物(炭水化物)は必要ないという考え方がベースにあることです。
そこで、米・麦・トウモロコシ・大豆などを使っていないグレインフリーのキャットフードが出てきたようです。またアレルギー対策にもなっています。グレインフリーのキャットフードは普通のキャットフードと比べて、太りにくくなるということ、生活習慣病を避けることなどの利点があります。

猫を拾ったら!④避妊・去勢手術を考える

外にいる子猫

このことは飼い主さんが一番悩むことではないでしょうか?子どもが欲しいのならそのままでいいと思います。しかし、妊娠を望まない場合は手術することは必要だと思います。もし、赤ちゃんが生まれても育てられないとしたら、保健所か動物愛護センターに持っていくしかありません。
手術は一泊二日の入院で、費用は一匹2万円~3万円くらいです。避妊や去勢をすることでメリットもあります。

  • 発情期でイライラしなくなる。
  • 夜鳴きしなくなる。
  • 子宮や卵巣の病気になりづらい。
  • 性格が穏やかになる。
  • マーキング行為をしなくなる。
  • 猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ)や猫白血病ウィルス感染症などの感染症リスクを下げることができる。

まとめ

今や、ペットは家族の一員です。捨てられた命を救ってあげられたのですから、どうか大切に可愛がってあげて下さい。これからの猫ちゃんとの暮らしを楽しんで下さい。

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