犬がいるお家で猫をお迎えするときの3つのチェックポイント
チェックポイント1.習性の違い
犬と猫の習性は全く違うと言われています。また、生活リズムの違いからストレスを抱えてしまうこともあります。犬と猫の違いを理解していきましょう。
【犬の場合】
- 集団生活を好み、上下関係を作る習性から縄張り意識も高い
- 昼間は活動的
- しつけができる
【猫の場合】
- 単独生活を好み、上下関係を作る習性はなく自分の縄張りで生活する
- 昼間は寝て夜中に活動的になる
- しつけは向いていない
チェックポイント2.性格や相性
犬と猫の習性は違いますが、それが反対に上手くいくと言うケースもあります。違う者同士だと、お互いが気にならないので、問題なく生活できることもあるそうです。
しかし、性格から相性が合わないときもあります。そんなときには無理に合わせようとせずに、それぞれの空間を作ってあげることが大事になります。
また招き入れるタイミングもあり、子犬、子猫同士の方がうまく行きやすいと言います。成犬、成猫になると、どうしても合わなかったり、時間が必要になったりします。
チェックポイント3.区別をする
生活するのに、ご飯、遊び、トイレ、寝床、等が犬と猫ではかわってきます。犬と猫に部屋を作ることが大事です。いつでも逃げ場や、落ち着ける場所を確保しておくと良いと思います。
留守番させるとき、目を離すときは、別々にした方が安全であると言われています。
【犬に必要な物】
- サークル、ケージの中にトイレや寝床を作る
- 首輪、リード
- ボール、ぬいぐるみなどのおもちゃ
- 犬用フード
- しつけに使うためのおやつ
【猫に必要な物】
- 高さのある物(キャットタワー) 囲まれた物(猫くら) ケージ
- 猫専用のトイレ
- 猫じゃらしなどのおもちゃ
- 首輪
- 猫用フード
- 爪とぎ
犬と猫は仲良くできる
犬と猫の習性と生活リズムさえうまく行けば、問題なく暮らせている方が多いのです。
区別することはして、それぞれの性格から、先住犬を優先してストレスを与えないようにしてあげることも必要かも知れません。
しかし、犬も猫も飼い主さんがいる場合、信頼関係を築いていきます。
犬に嫉妬心があるように、猫にも嫉妬心はあるのです。
上下関係を持つ犬と、自由奔放な猫、偏らずに上手くバランスを取り接していけば、よいのではないでしょうか。
ご飯と遊びに気をつける
食べ物を与えるとき
犬と猫の食べ物は違います。
ご飯は犬用、猫用を与えることが大事です。おやつでも、違ってきます。猫にマタタビを与えるときに犬には与えないようにしましょう。
犬と猫の食べて良いもの、ダメなものは違うので注意が必要です。
遊び方の違い
犬は好きなおもちゃを追いかけて遊び、飼い主さんの所へ持っていくようにして遊びます。
猫の場合、1人で遊ぶのが好きだったり一緒に遊ぶと喜んだりするので、さほど遊び方は変わらないようです。
しかし、一緒に遊ぶ場合、犬と猫では体格も違うので、どうしても犬が独占してしまいます。猫が思うようにストレスを発散できないことがあるので、別々に遊ぶと良いかもしれません。
まとめ
犬がいるお家に猫をお迎えするポイントを紹介しました。
猫は、孤独が好きだけど他の動物と仲良くできる協調性もあります。
私は犬と猫を同時に飼ったことがないのですが、周りではよく聞く話です。
平等に可愛がることが大切で、習性を崩さないようにしてあげると、ストレスもかかりにくいのではないでしょうか。
慣れるまでは、威嚇したり警戒したりは当たり前のことです。
もしも相性が悪い、合わないときのことも頭に入れて対策していかなければ行けません。合わない同士を無理やり近づけない、お互いが無視し合える環境を作ることが大切ですね。