猫が飼い主さんを起こすのはなぜ?
猫はなぜ、飼い主さんを起こしに来るのでしょうか?
理由1 お腹が空いた
どうにもお腹が空いてしまって、「ご飯、まだかにゃ?」と飼い主さんを起こしにかかる猫さん、たくさんいます。
深夜や朝早すぎる時間に起こされると、飼い主さんも寝不足になってしまいます。もし毎日のように空腹で起こしてくるようでしたら、ご飯の与え方を、見直してみましょう。
理由2 構ってほしい
遊び相手がいない、寂しいなどで飼い主さんを起こす場合も。可愛い理由ですが、味をしめてしまうと、度々起こされるハメになりますので、まだ飼い主さんが起きる時間でないときは、無視することも必要です。
理由3 にゃんとなく
特別な理由なく、飼い主さんを起こす猫もいます。飼い主さんからすると、迷惑以外の何者でもありませんので、寝ているフリを徹底して、反応しない方が良いでしょう。
理由4 トイレ掃除して!
トイレにこだわりがある猫の場合、用を足したいけれどトイレが汚いから掃除して、との要求で、起こします。放っておくと、どこかに粗相されてしまうかもしれませんので、トイレ掃除はしてあげた方が良いでしょう。
頻繁だと飼い主さんも疲れてしまうでしょうから、寝る前に必ずトイレがキレイか確認し、必要があればトイレを増設すると、度々起こされることは減るのではないでしょうか。
理由5 薄明薄暮性だから
猫は元々、薄暗い夜明けと日暮れに活動する「薄明薄暮性」の動物です。人に飼われている猫は、飼い主さんの生活リズムに合わせて、夜寝るようになることがほとんどですが、元々の習性が抜けきらない場合は、朝早く飼い主さんを起こすこともあります。
夜寝る前に、たくさん遊ばせて疲れさせるなど、工夫してみましょう。
理由6 プレゼントのお届けに
猫が捕獲してきたプレゼント(虫や靴下など)をお届けに来てくれることも。飼い主さんからすると、あまりありがたくないプレゼントですが、猫の愛情がたっぷり詰まっています。
表面だけでも、ありがたく受け取ると良いでしょう。
理由7 飼い主さんを心配して
休日になるとついつい、お昼過ぎまで寝てしまう・・・そんな日もありますよね。でも猫は、なかなか起きてこない飼い主さんが心配でならず、起こしてくる場合も。
早く起きて、安心させてあげてください。
理由8 認知症
猫も高齢になると、認知症を患うことがあります。時間の感覚がなくなり、自分がやっていることも良く理解できていないのかも。
猫の介護は、時に大変なこともありますが、最期まで面倒を見てあげてください。1人で抱え込まず、動物病院やペットシッターなど、外部の力を借りるのもオススメです。
猫が飼い主さんを起こす技は?
猫が飼い主さんを起こすときは、どんにゃ技を使ってくるのでしょうか?
技1 鳴き声で
まずは、オーソドックスな鳴き声技です。最初は小さく、飼い主さんが起きないと、段々ボリュームが大きくなるのがこの技の特徴です。それでも寝たフリをしていると、他の技をかけられること、必至です。
技2 ソフトタッチ
こちらは、優しい猫さんの起こし方。前足でちょいちょいとソフトに飼い主さんに触れ、起こします。性格によって起こし方が違うようですから、ソフトタッチで起こしてくれる猫さんを飼ったら、幸せ気分で起きられそう♪
もちろん、もっとハードじゃないと起きられない!という飼い主さんはいらっしゃるでしょうが。
技3 ゴムパッチン
レアな起こし技である、ゴムパッチン。飼い主さんが腕にしているヘアゴムを噛み、うにぃ〜っと引っ張ってバチ〜ン!痛そ〜(汗)。
ご想像の通り、とっても痛そうな起こし技。腕にゴムを付けて寝るのは、止めておいた方が良いかもしれません。
技4 ジャンプダイブ
にゃかにゃかハードな起こし技の一つ、ジャンプダイブ。飼い主さんめがけて、わざわざ高いところからダイブする猫さんもいます。
落ちる場所やスピードによっては、飼い主さんに相当なダメージを与えられる荒技です。愛猫にはなるべく、使ってほしくないですね。
技5 フミフミ攻撃
きゃわいい起こし技代表、フミフミ攻撃です。でもきゃわいいからと言って、甘くみてはいけません。実はこのフミフミは、猫さんが手をパーにしたとき、爪が出る仕掛けになっています。
つまり、素肌や薄布の部分でフミフミされると、爪が刺さる寸法になっているのです。その破壊力は、かなりのもの。恐るべしフミフミ攻撃、決して侮ってはいけません。
技6 物音で
ドアをガリガリしたり、物を落としたりして大きな音を立てて、飼い主さんを驚かして起こす技。何事かと思う音を立てられたら、思わず起きてしまいますよね。猫の知能犯っぷりが感じられる技の一つです。
技7 舐め舐め攻撃
猫特有のザラザラ舌での舐め舐め攻撃。これは思いの他、効きます。皮膚の厚いところはまだ何とか我慢ができますが、薄いところになると意外と痛みを感じるので、我慢できずに起きてしまう飼い主さんは多いはず。
確信犯かどうかは分かりませんが、有効な攻撃なことには相違ありません。
技8 飼い主さんを枕に
起きない飼い主さんを枕に見立て、上にどでんと乗る直接技です。体重のある猫ほど、有効な技となります。体重が軽くても頭を使って、飼い主さんの顔の上に乗れば、間違えなく1本取れる、大技となることでしょう。
技9 パジャマを引っ張る
飼い主さんの着ているパジャマを噛んで、引っ張る猫さんもいます。せっかくのパジャマに穴が開かないよう、ご用心ください。
技10 猫キック
飼い主さんの腕や足を掴んでからの、猫キック。猫の後ろ足は強靭ですから、かなりのダメージです。下手をすると、ケガに繋がる可能性も。愛猫が猫キックの態勢を取ったら、素直に起きた方が無難でしょう。
技11 凝視
何も言わず、ただ凝視する圧で飼い主さんを起こしにかかる、ただ者じゃない猫もいます。相当な目力なのでしょう。長時間凝視されたら、穴が開いてしまうかも。気配を感じたら、さっと起きるのが◯。
技12 布団ほりほり
秘技(でもないけど)布団ほりほりをして起こす猫も。ほりほりの風圧と布擦れの音で飼い主さんを起こす、繊細な技です。
さすがにすぐ横でほりほりされたら、目覚めますよね。猫さんの爪でシーツに穴が開かないよう、ご注意ください。
技13 噛む
出ました!直接技の代表、噛み技です。これは痛い!15000ダメージが、飼い主さんに与えられます。いいから早く、起きましょう。
技14 鼻ペッタン
直接技奥義である、鼻ペッタン。その冷たさには、思わず震え上がって起きてしまうこと間違いなし!加えて、きゃわゆい猫さんのお顔が近いことも、奥義たる所以です。
ちょっと嬉しい、起こし技でした♪
技15 くしゃみ
にゃんと!ワザとくしゃみをかまして起こす、すごい猫さんもいるのだとか。そんな裏技の使い手がいるとは、まだまだ猫の世界は、奥が深いですね。
愛猫には、あまり使ってほしくない感は否めませんが・・・飼い主さんを起こす以外のときも、しょっちゅうくしゃみをしていたら、かかりつけ医に診てもらってください。
技16 まぶたこじ開け
更にさらに!強引にまぶたを、器用に口を使ってこじ開ける猫もいるのだとか!?真偽の程は定かではありませんが、驚きの起こし技です。
技17 スリスリ
きゃわいい起こし技の一つ、スリスリは、ほわっとなって起きてしまう、うまく猫の手の平で転がされてる感のある、シンプルだけどスゴい技です。
ふわふわとした被毛の感触に騙された飼い主さんは、後を絶ちません。我が家の猫も、良くやってマス。
まとめ
猫が飼い主さんを起こす理由には、様々なものがありました。飼い主さんを起こす起こし技も、バラエティ豊富です。猫はすごい技の使い手ということが、改めて分かりました。
タフな起こし技をかけられないよう、早起きを徹底したいと思います。