猫の『仮病っぽい』仕草4選!!その真意とは?

実は猫も仮病に似た『仮病っぽい仕草』をすることがあるのです。
今回はその代表的なものを4つ紹介いたします。合わせて行動の意味や対処法、仮病と病気の見分け方についても解説していきます。
1.足を引きずる
猫は学習能力が高い動物です。過去に足を怪我した家族や猫がいる場合、足を引きずると気にかけてもらえると学習してしまうことがあります。その結果、欲求不満や寂しさが募った時に足を引きずる可能性があります。
まずは本当に怪我をしていないか否か確かめる必要があります。誰も見ていないときの歩き方に注目してみてください。何度か繰り返し観察し、普通に歩けていれば仮病の可能性が高いでしょう。
次に動機を探ってみてください。心当たりがあればその要因をできるだけ排除し、安心させてあげてください。
後輩猫への嫉妬が原因の場合は、ふたりきりになれる時間を確保し、好きなだけ甘えさせてみてください。
重要なのは"仮病なんか使わなくていいんだよ"と伝えてあげること。猫本人が抱える不安や葛藤としっかり向き合ってあげることが大切です。
くれぐれも叱らないでください。叱られた猫はますます突き放されたと感じてしまい、更に行動がエスカレートする恐れがあります。
2.ぐったりする

こちらも過去の経験から、"元気がない素振りを見せると心配してもらえる"という動機からぐったりする仮病を使う可能性もあります。
最近、留守番の頻度が増えていませんか?飼い主さん側に大きな環境の変化はありませんでしたか?
対処法は先ほどと同様です。愛猫の気持ちに寄り添ってあげてください。ほんの数分だけで構いません。思う存分甘えられる時間を作ってあげてください。
ちなみに不調との見極めは、排泄に問題がないか(血尿や下痢がないか)や食欲の有無がわかりやすいでしょう。最初から仮病と決めつけるのではなく、体調不良がないかしっかり見てあげることが大切です。
3.食事をボイコットする
中には食事をボイコットする猫もいます。まずはフードを一旦片付けて様子を見ましょう。仮病であれば空腹がピークに達した際に食事の要求をしてくるはずです。
それでもねだる素振りがない、どことなく元気がないなどの様子があれば更に注意深く観察します。最終的に好物のおやつすら拒否するようであれば、かかりつけの動物病院に相談してください。
食にまつわる仮病の難しさは、対処法を誤ると悪知恵が付いてしまうことです。食欲がないふりをすればおやつが貰える、より美味しいフードが貰えると思わせてしまわないように気をつけましょう。
おやつを見せるのは、あくまでも最終手段に留めておいてください。
4.変な声で鳴く

心の叫びを声で表現する猫もいます。普段とは異なる声を聞きつけたら思わず振り向かずにはいられませんよね。賢い猫はそこに着目しています。
対処法は、"一旦声をかけるけれどアクションは起こさないこと"です。完全に無視をするのではなく、落ち着いたら要求に応えるようにしてみてください。
また、常時騒がしいのか特定の条件の時だけ騒がしいのかもしっかり観察しておきましょう。特に7歳以上の猫と暮らす飼い主さんは要チェックです。
騒がしいうえに暴食をしたり、暴れ狂うように走り回る様子があれば獣医さんに相談してみましょう。『甲状腺機能亢進症』が潜んでいるケースもあります。仮病の場合は目的がある場合のみ騒ぎます。
まとめ

猫も時々、"仮病っぽい仕草"をすることがあります。この事実に驚いた方も多いのではないでしょうか。
まずはなによりもこのような症状が見られた場合は、速やかに病院に相談してください。 それを前提としたうえで、仮病のようなことが実際に起こり得ること、叱ることが逆効果であることを意識の片隅に入れておいてください。
仮に常習化してしまった場合でも"どうせ仮病でしょ"という偏見は持たずにいてください。今回紹介した仕草の中には、本当に体調が悪いことを訴えているケースもあります。
慌てず騒がず冷静に。一歩引いた位置から改めて観察しなおしてみてください。注目を浴びていない状況下でも続くものは、怪我や病気のリスクがあります。
ここに当てはまる場合は放置せずに病院に連れて行くように心がけてくださいね。