猫が『通せんぼ』してくるときの理由4つ やんわりとどいてもらうための対処法も

猫が『通せんぼ』してくるときの理由4つ やんわりとどいてもらうための対処法も

お洗濯をする動線上に猫が寝転んでいたり、トイレの前で愛猫が座り込んでいたりすることはありませんか?この記事では、猫が「通せんぼ」をしてくるときの理由をピックアップ。その対処法をご紹介します。

1.存在感のアピール

玄関で座る茶猫

猫は飼い主さんを観察しているので、飼い主さんの行動を予測することができます。

したがって、洗濯機に向かった後はベランダに向かって歩く、帰宅をしたら洗面所に手を洗いに行くなど、決まった行動であれば、猫は飼い主さんの動線を把握しているのです。

もし、時間がないときや忙しく家事をしているときに、猫がその動線上を塞いでいたとしたら、それは猫なりの存在感のアピールかもしれません。

猫は言葉で「かまって」と言えないので、「私を見て」という気持ちを、飼い主の動線をふさぐことで伝えようとします。飼い主さんが通る場所にいれば、自分の存在が確実に目にとまり、足を止めてもらえると本能で感じているのでしょう。

なお、愛猫がかまって欲しい気持ちで、通せんぼしていたら、無視をしてまたぐことは避けたいところ。短時間でもよいので、目を合わせたり、10秒だけ撫でたりしてみましょう。

ただし大げさに反応すると、かまってもらえることを学習し、アピールが強くなる原因にもなるので、気持ちを受け止めるのはほどほどに。

2.縄張りアピール

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猫は本来縄張りをもつ動物です。家の中で飼育されている猫の場合、家の中にもテリトリーがあります。したがって、猫があえて人が通る場所を選んで陣取っている場合は、縄張り意識からくる行動かもしれません。

たとえば廊下やドアの前などの動線は、家族のにおいや気配が集まる重要なポイント。そこを占拠することで、「ここは自分の場所」という存在感を示しているのです。

特に多頭飼育の家では、それぞれの猫がテリトリーを持っています。飼い主さんの動線上に居座っているのは、自分のエリアをアピールすると同時に、飼い主さんは自分のものというマウントをとっているとも考えられます。

なお、縄張りをアピールする猫の心理は、他の猫をどかすというよりも「安心したい」という気持ちが強いです。無理に動かさず、その動線の近くにクッションや毛布を置くなど、猫が自ら移動するように仕向けてみてください。

3.純粋にくつろいでいるだけ

へそ天する猫

飼い主さんがよく行き来する場所には、飼い主さんのニオイが残っているものです。嗅覚を使って情報収集をする猫にとって、飼い主さんのニオイは最上級の安心材料となります。純粋に「ここは安心できる場所だ」と、くつろいでいると考えられるでしょう。

よくある状況ですと、リラックスして全身を伸ばしていたり、お腹を見せて堂々とあおむけになっているなどのポーズです。

この状態の猫は敵意も他意もゼロに等しく、ただ快適だからその場でくつろいでいるといったもの。対処方法は、そのやすらぎの時間を妨げない工夫です。

無理に動かしたり、不用意におなかを触ったり、激しい動作で愛猫を驚かせたりしないよう注意しましょう。また優しい声で「通るよ」「ちょっとごめんね」と声をかけるだけでも、猫は状況を察します。

4.不満と要求

ご飯を待つ猫

猫の「通せんぼ」の中には、伝えたいことが明確な場合もあります。たとえば、ご飯の時間が近かったり、トイレが汚れていたりするときです。

猫は鳴いて訴えるだけでなく、飼い主さんの動きを体を使って確実に止める方法を選ぶことがあります。どこまで策略的に思考できているかは不明ですが、目の前に立てば、飼い主さんは足が止まると感じているからです。

この心理のときの猫は、餌場やフードの保管場所など、特定の場所で毎回止まるのがポイント。また同じ時間帯に繰り返すのも不満と要求のサインです。

この場合は他の通せんぼと違って、猫の不満や要求の内容を見つけてあげる必要があります。トイレが汚れていないか、お水やご飯は出されているかなど、愛猫の不満を解消し、要求を満たしてあげましょう。

まとめ

リビングの真ん中で寝る猫

猫の通せんぼには、「甘えたい」「安心している」「縄張り確認」「何かを伝えたい」など、ある程度の理由があることがわかりました。

同じ通せんぼでも、そのときどきの気持ちが、猫のポーズや寝ている場所でわかることもあるので、飼い主さんは「なぜ今ここにいるのか」を、少しだけ考えてみるとよいでしょう。

猫にとって通せんぼは、暮らしのジャマではなくコミュニケーションのひとつとも考えられます。言葉というツールがないだけに、気持ちを上手に受け取って、そのバリケードを丁寧にかわしてあげてくださいね。

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