1.絶妙な距離感に安心できるから

猫が苦手な人は、自分から猫に近づくことはありません。このつかず離れずの距離感こそが、特に初対面の場合ほど猫に好印象を抱きやすくさせます。
猫にとって心地よい距離は、およそ2m前後と考えられています。これは身の危険を感じたときに逃げられる距離でもあります。
猫が距離感に敏感なのは、もともと単独行動をする性質を持っているからとも言われています。急に距離を詰められると、本能的に警戒心が働いてしまうのです。
猫に好かれるためには、まずこの距離感を尊重することが大切でしょう。
もちろん、既に信頼関係が築けていたり、甘えん坊な性格だったりする場合は別です。猫が「この人なら大丈夫」と感じる相手なら、猫の方から近づいてくるでしょう。
2.「じっと見ない=敵意がない」と受け取るから

猫が苦手な人は、猫をわざわざ視界に入れようとはしないでしょう。目が合っても「うわ、目が合っちゃった・・・!」とすぐに目をそらしてしまうかもしれません。
実はこの「目を合わせようとしない」「すぐにそらす」という行動こそが、猫にとっては友好的なサインになります。
猫の世界では、じっと見つめる行為は威嚇の意味を持ちます。反対に、視線を外すのは「敵意がない」というサインになり、人間とは真逆のコミュニケーションなのです。
とはいえ、猫と一切目線を合わせずに過ごすというのも、猫好きさんにとっては苦行でしょう。
そんなときはぜひゆっくりと「瞬き」をしてあげましょう。目が合ったら、両目を優しく閉じて開けるという行動も、友好のサインの1つになります。
3.何もしてこないから

猫は大きな音や騒がしい動きが苦手で「静かで落ち着く人」を好む傾向があります。
実は、猫が苦手な人ほどこれに当てはまりやすいのです。関心が薄いからこそ、積極的にべたべた触ったり、大きな声で話しかけたりしません。
何もしてこない=この人は安全と受け取り、自然と距離が近づいていくのでしょう。
筆者は昔「自分の方が猫のお世話を頑張っているのに、どうして他の家族にべったりするの?」とちょっとした寂しさを感じていた時期がありました。
今振り返れば、猫が悪いことを叱ったときに怒るのも自分が中心だったからこそ、何も干渉してこない家族が魅力的に映っていたのかもしれません・・・!
猫が苦手な人が気付かぬうちにやっているモテ行動

ここまでの話をまとめると、猫にモテる行動とは、距離と視線、そして無関心なふるまいにありました。
人とのコミュニケーションではモテなさそうな要素だらけですが、相手が猫なら好印象に逆転するのです。むやみに関わってこないからこそ、猫が自分のペースで行動しやすいのです。
なかには「この人は何者?」とばかりに、好奇心いっぱいで近づいてくる猫もいるでしょう。
初対面の猫に出会ったときは、あえて「猫が少し苦手な人」になりきってみるのもおすすめです。追いかけず、見つめすぎず、触りすぎないことを徹底すれば、猫から距離を縮めてきてくれるかもしれません。
まとめ

猫は、自分の距離感やパーソナルスペースを尊重してくれる人に信頼を抱きます。猫が苦手な人が無意識にしている行動は、実は猫にとっては最高の関わり方だったようです。
重たすぎる愛よりもそっと見守ってくれる優しさの方が、猫の心には響くのかもしれません。猫好きの人でも、あえて構いすぎない余裕を見せた方が、猫にとって心地よい存在になれるでしょう。
今日から少しだけ「待つ姿勢」を意識して、猫とふれあってみてはいかがでしょうか?