1.丸顔(ラウンド)

まずひとつめが、丸顔です。丸顔タイプの猫は、頭から頬、顎にかけて曲線が多く、全体的にやわらかで丸みを帯びた輪郭をしています。どことなく子猫のような幼さや親しみやすさを感じさせる顔立ちです。アメリカンショートヘアやペルシャ、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤン、ブリティッシュショートヘアなどが代表的。丸みを帯びているので、「ぬいぐるみ」みたいに感じる方も多いでしょう。
個体差や環境の影響はあるという前提ですが、丸顔の品種は、穏やかで甘えん坊な傾向があるともいわれています。ただし、臆病な一面もあるので急な環境変化や来客はあまり好まない子が多いでしょう。静かな生活環境を整えてあげることで、本来のリラックスした姿を見せてくれるでしょう。
一方で、被毛が密集しやすく、特に顔周りは涙や皮脂がたまりやすい部位でもあります。涙やけや毛のもつれを防ぐためには、優しく拭き取る、ブラッシングを習慣化するといった日常的なケアが重要です。
2.三角顔(逆三角形・トライアングル)

次のタイプは三角顔。三角顔タイプは、額がやや広く、顎に向かってすっと細くなるシャープな輪郭が特徴です。耳が大きく立ち、鼻筋が通って見えるため、知的で洗練された印象を与えます。シャム、ロシアンブルー、アビシニアンなどに多く見られる顔立ちです。
このタイプの猫は、運動能力が高く、好奇心旺盛で活発な性格の子が多いです。人の動きや声に敏感で、飼い主とのやり取りを楽しむ傾向があるため、遊びやコミュニケーションの時間をしっかり確保してあげることが大切です。また、機嫌や感情が顔に出やすい点も特徴です。
3.四角顔(スクエア)

最後は四角顔の猫。四角顔タイプの猫は、頬骨や顎がしっかりしており、輪郭に直線的な印象があるのが特徴です。顔幅が広く、骨格のたくましさが目立つため、迫力のある外見になりやすい傾向があります。メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャット、ラグドールなどの大型猫種に多く見られます。
見た目からクールで近寄りがたい印象を持たれがちですが、実際には人懐っこく、甘えん坊な性格の子も少なくありません。体格が大きく、顎の力が強いため、硬めのおもちゃや歯ごたえのあるフードを好む場合もあります。
まとめ

猫の顔のかたちは、大きく分けると「丸顔」「三角顔」「四角顔」の3タイプに分類されます。顔立ちは品種の特徴を反映していることが多く、愛猫をより深く理解するためのヒントにもなります。
どのタイプが優れているということはなく、それぞれに個性と魅力があります。愛猫の顔の特徴に目を向けることで、日々のケアや接し方を見直すきっかけとなるでしょう。
今回の記事を参考に、愛猫の顔つきが何タイプなのか観察してみてください。