1.リラックスしている

周りに危険がなく、心身ともにゆったりと落ち着いているとき、猫はニッコリ笑うように目を細めることがあります。
日向ぼっこをしながらくつろいでいるときや、あたたかい寝床で寝る前のグルーミングが済んだときなど、全身の力が自然に抜けて目を細めているでしょう。緊張した様子はほとんど見られません。
愛猫がこのような状態のときには、無理に触れたり構ったりせず、静かな環境を保ってあげてください。猫吸いをしたくなるかもしれませんが、ぐっとガマンして。
2.信頼のサイン

目を細めつつ、こちらを見てくる場合は、相手に対して心を許している証拠です。多くの場合で、ゆっくりとしたまばたきを伴います。家族や飼い主など、関係性ができあがっている相手に向けられやすく、猫同士でも信頼関係にある相手に行う行動で平和を愛する猫ならではの行動なのです。
愛猫がこのように目を細めながらこちらを見ていたら、 同じようにゆっくり瞬きを返してみましょう。ただし、猫の目をじっと見つめると警戒させてしまうので、視線を強く固定しないように注意しましょう。
3.敵意がないことの意思表示

信頼している家族ではなく、初対面や距離が近い状況で猫が目を細めるのも好意的です。
飼い主などに「信頼している」「大好き」というのとは異なり、あえて目を細めることで単に「敵意はナイですよ」と伝える意味があります。どちらかというと、好きかどうかとは別に、あくまで中立〜消極的な立場の表現になります。
もし、猫が目を細めていても「争う気はないので、近づかないで」という距離調整のサインのこともあるので、無理に手を出したりせずに猫のペースを尊重しましょう。大きな動きや大声は避けて、静かに見守ることが大切です。
4.眠気でウトウトしている

単純に眠くてウトウトしていて、目を細めていることもあります。このときの猫は、活動量が落ち、半分眠っている状態かもしれません。
日向ぼっこ中や食後によく見られる一方で、緊張を強いられるような環境ではあまり見られません。寝る時も起きる時もリラックスできる飼い猫ならではの表情です。
もし食事など特に用事がなければ起こさず、そのまま休ませておくのがよいでしょう。このときに撫でると猫によっては刺激になって眠りにくくなる子もいるので注意しましょう。
5.目に違和感があるサイン

猫が目を細める理由には、目に痛みや違和感があるケースも考えられます。
片目だけを細めているときには、グルーミングで傷つけてしまったかもしれません。また、結膜炎や感染症などで、涙や目やにが増えたり、白目やまぶたが赤くなったりすることもあります。
一時的な表情であれば大きな問題はないこともありますが、そのまま放置していると、グルーミングで再度傷つけてしまったり、状態が悪化したりすることもあります。もし、翌日になってもまだ改善しない場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
まとめ

猫が目を細めるときは、多くの場合で安心や信頼などのポジティブな感情のあらわれです。しかし、同じ仕草でも、状況やお互いの関係によって猫の気持ちは多少異なります。好意的だと思って、不用意に近づきすぎれば猫が警戒してしまうこともあるでしょう。
一方で、目が痛くて開けられずに細めていることも考えられます。この場合は一時的なものなので、比較的すぐに改善されますが、何日も涙目や目やに、赤みがあれば病気の可能性もあるので、獣医師に相談するなど適切な対応を心がけましょう。