猫が『バンザイ』したまま寝るときの理由4つ リラックスできているの?考えられる心理とは

猫が『バンザイ』したまま寝るときの理由4つ リラックスできているの?考えられる心理とは

猫が『バンザイ』したまま寝るのはなぜ?"腕"は疲れないの?その真相に迫るべく、4つの理由と心理を徹底解説いたします!!

猫が『バンザイ』をしたママ寝る理由4つ!

バンザイ寝の猫

両手を挙げて『バンザイ』のポーズで眠る猫。見ているだけで癒されますが、本人(猫)は疲れないのでしょうか?ちゃんとリラックスできているのか気になりますよね。

ということで今回は、猫が『バンザイ寝』をする理由とそこに表れる心理を4つ紹介いたします。

1.安全だと思っている

リラックスしている猫

『バンザイ』の寝姿は、これ以上ないリラックス状態です。絶対に襲われることがないと確信し、今いる環境が安全だと思っています。

では、それ以外の寝相で寝ている猫は常に緊張しているのでしょうか。実は、それも違います。人前で寝てしまうこと自体が安心している証なのでご安心ください。

無防備にお腹を晒し、両手を挙げた状態で眠る猫は、安全に対する確証を得ている他にも楽観的な性格の持ち合わせています。

『ここは外じゃないから大丈夫!』『何かあったら飼い主さんが守ってくれる』と思っているのかもしれませんね。

何はともあれ、究極のリラックス状態であるのは確かです。この平和を崩さないためにも、『バンザイ寝』を見かけたら物音を立てないように気をつけましょう。

2.子猫時代の名残り

子猫

いくつ歳を重ねても"子猫気質"が抜けない猫がいますよね。そんな猫もまた、バンザイの姿勢のまま寝てしまうことがあります。

理由は甘えたいから。子猫はよく寝転がって『バンザイ』のポーズを取って母猫に甘えます。人と暮らす猫は独立することがないので、身体が大きく成長した後も『ママ舐めて(撫でて)』『そばにいて』とすきあらば、いつでも心が子猫に帰ってしまいます。

飼い主さんを母猫のように慕っている証でもあるため、『可愛いね』『いいこだね』と褒めてあげてください。

おそらく直接お腹に触れるのは歓迎されないでしょう。そっと見守ったり、顔を包み込むように撫でてあげたりしながら、愛猫の子猫気分に付き合ってあげてください。

3.室内が程よく暖かい

ひなたであくびをする猫

室内の温度(気候)もまた、『バンザイ』のポーズに影響を及ぼしています。

というのも猫は、寒いときには丸くなり、暑いときはよく伸びる傾向があります。『バンザイ』はその中間、つまり最も心地よいと感じる温度感なのです。

暑くもなく寒くもない。まさに理想的で程よく暖かい環境が、このポーズを作っています。

4.意外と楽な姿勢だから

バンザイする猫

一見すると、腕が疲れてしまいそうなこのポーズ。実は、猫にとっては意外と楽な体勢なのです。

猫は人間よりも骨の数が多い分、柔軟性が優れています。関節の可動域が広く、身体が柔らかいからこそ『バンザイ』が気持ちよく感じられるのです。

心も身体もリフレッシュできるように、静かな環境を整えてあげてくださいね。

まとめ

幸せそうな子猫の寝顔

結論として、猫が『バンザイ』をしたまま寝てしまっても腕が疲れることはありません。むしろ心も身体も休まり、元気がみなぎると思ってください。

心境としても、とてもリラックスできています。元々持ち合わせている性格も相まって心を許し、飼い主さんに絶対的な信頼を寄せています。

中には子猫気質が強くて甘えているケースもありましたね。猫は人間の2〜3歳児並の知能を持っているといわれています。幼児に接するような温かい気持ちで見守ってあげてください。

最後に、どんなに楽観的な猫でも安心感を覆すような出来事には耐えられません。究極のリラックスが崩壊しないように、物音や話し声に気を配ってあげてください。

皆様の愛猫は『バンザイ』をしたまま寝てくれますか?残念ながら、筆者宅の猫達は警戒心が強すぎてごめん寝止まりです。それでも寝顔が穏やかなので、心地よい空間であると信じたいです。

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