1.蓋つきの収納ボックスなどで猫用品は収納
猫と暮らしていると、気づけば部屋のあちこちにおもちゃやブラシ、爪とぎグッズなどの猫用品が散らかってしまいがち。見た目が雑然とすると掃除もしづらく、猫が誤って小物をくわえてしまう危険もあります。
そんなときに役立つのが、蓋つきの収納ボックス。ボックスにまとめて収納しておけば、ほこりが入りにくく、来客時にもすっきりとした印象を保てます。布製やナチュラル素材のものを選べば、インテリアにも馴染みやすくおすすめです。
使用頻度の高い猫用品はボックスごと棚に収め、取り出しやすい位置に置くと使い勝手も抜群。収納を隠すことで、見た目も清潔感もアップします。
2.キャットタワーで猫の遊び場を確保
部屋をスッキリ見せたいからといって、猫の遊び場を減らしてしまうのはNG。猫は高い場所に登ったり、爪を研いだりすることでストレスを発散します。そこで注目すべきは、キャットタワー。猫の本能的な欲求を満たしつつ、インテリアを整理するうえでも優れたアイテムです。
縦の空間を活用できるキャットタワーは、省スペース化にも効果的。最近ではデザイン性の高いものも多く、リビングの雰囲気に合わせて選ぶこともできます。お気に入りのタワーがあれば、猫も自然とそこで過ごすようになり、部屋全体も落ち着いた印象になります。
3.壁面にはキャットステップ
限られた室内スペースを有効に使いたいなら、壁を上手に活用するのもポイント。そこで活躍するのが、壁面に設置できるキャットステップ。キャットステップを設置すれば、床面を圧迫せずに猫の動線を確保できます。壁を自由に上り下りできることで、猫の運動不足解消にもつながります。
デザイン性に優れたステップなら、インテリアとして自然に室内に溶け込みます。安全のため、取り付け位置は猫が無理なく跳び移れる間隔に調整し、しっかりと固定することが大切。複数の高さを設けて、休憩スペースや窓辺へのルートをつくると、猫も楽しそうに行き来してくれます。
4.デザイン性に優れた猫用品を選ぶのもおすすめ
最近は、猫用品もインテリアの一部として楽しめるデザインが増えています。木の質感を生かした爪とぎや、北欧テイストのフードボウル、オシャレなデザインのトイレなど様々。インテリアに馴染む猫用品を選ぶことで、部屋全体の統一感が生まれます。
特にリビングに置くものは、色や素材を家具と合わせると、空間がぐっと洗練された印象に。見た目がオシャレなだけでなく、機能性が高い商品も多いため、使い勝手を損なわずにおしゃれな空間にできます。「猫用品＝生活感」というイメージを変えて、心地よく過ごせる部屋づくりを楽しみましょう。
猫の安全を守るためには
部屋をスッキリ見せる工夫と同時に、猫の安全対策も欠かせません。観葉植物や電気コード、小さなインテリア雑貨など、猫が興味を示しやすいものには注意が必要。誤って噛んだり飲み込んだりする危険を防ぐため、手の届かない位置に置いたり、保護カバーをつけたりするなどの対策を推奨します。
キャットタワーなど大きい猫用品は転倒しないよう、しっかり固定することも徹底したいところです。
まとめ
猫との暮らしを快適に保つためには、見た目の美しさと安全性の両立が重要です。今回紹介したアイデアを活用すれば、部屋がスッキリし猫のQOLも向上するはず。
整理された空間は掃除もしやすく、猫の健康維持にもつながります。無理に片づけるのではなく、「猫の行動を尊重しながら整える」ことを意識すれば、日々の暮らしがもっと心地よいものになります。