預かった猫が「引きこもり」に

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養育ボランティアをしているCharlotteさんは、高齢の猫を一時預かりすることになりました。保護施設に移す前に、家庭環境の中で社会化できるようにするのが目的です。
でもその猫Carolineはとても臆病で、人間のそばにいるのを避けていました。飼い主が亡くなったあとに動物保護施設に引き渡されたのですが、なかなか人に慣れないため、養育家庭へと預けられたのです。
Carolineはずっとトイレのあるバスルームに引きこもって動かず、家の中の音や匂いから離れてひっそり隠れています。風呂場の外へ連れ出そうとする試みは、うまくいきませんでした。
「この猫は人間がそばにいると落ち着かないようです。だからわたしがトイレを使うときは、なるべく猫のほうを見ずに無視するようにしています。ときどきスマートフォンで音楽を流して聴かせてみるのですが、まったく反応してくれません」と彼女。
そんな状態が23日間も続きました。
ある曲が猫の態度を変えた!

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なんとか猫を安心させたい彼女は、ふと思いついて猫の名前が入ったニール・ダイアモンドのヒット曲「スウィート・キャロライン」を流してみました。すると驚いたことに、Carolineはみるみる落ち着いて、すっかりリラックスしたようすを見せたのです。
♪♪Sweet Caroline、Good times never seemed so good.Sweet Caroline、I believe they never could♪♪
「曲が流れ始めるとすぐ、Carolineは立ち上がってわたしをじっと見つめました。それからまた横になり、初めてゆっくりと瞬きを始めました。これはわたしを気に入ってくれている証拠です。これまでさまざまな曲をかけましたが、こんな反応は初めてでした。この曲を耳にしたとたん、すぐにリラックスしたのです」とCharlotteさん。
「ほかのニール・ダイアモンドの曲や別の種類の音楽をかけてもまったく反応はなかったのです。でもこの曲を聴くと、Carolineは落ち着いて体を舐め始め、ゆっくりと瞬きをしながらうっとり聴いていました。すっかり落ち着いていましたね」
亡き飼い主との思い出の曲だった?

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「『スウィート・キャロライン』は昔すごく人気があった曲です。以前の飼い主さんは高齢だったので、きっと愛猫と同じ名前がついたこの曲をよく知っていて、CD を聴かせたり自分で歌ったりしていたのでしょう」と話すCharlotteさんです。
しばらくたつと、Carolineは立ち上がってバスルームから出て行きました。家中を探検し、おもちゃで遊び、Charlotteさんに甘えておやつまでもらい始めました。なんという変貌ぶりでしょうか!
「現在と24時間前のCarolineとは、まったく別の猫のようです。信じられません。この歌が猫に大きな安らぎを与えてくれたと感じています。曲を選んだのはただの思いつきでしたが、そのあとすべてがよい方向に変わりました」と彼女。
Charlotteさんがそのようすを動画にしてInstagramに投稿したとこころ、多くの人から「感動した」「鳥肌が立った」などのコメントが寄せられました。
ある人は「わたしは音楽療法士です。音楽は記憶に結びつくので、猫がこのように反応することも理解できます。あなたは猫の心に響く魔法の歌を見つけたんですね!」と投稿しています。
出典:'My foster cat hates being around me but 1 song changed everything'