『寂しがりな猫』に共通する特徴3選 安心させる方法はある?適切な接し方も解説

『寂しがりな猫』に共通する特徴3選 安心させる方法はある?適切な接し方も解説

寂しがりで飼い主さんにベッタリ。そんな猫はかわいくてたまりませんね。でも、度が過ぎると、心配になってしまいます。寂しがりな猫にはどんな共通点があるでしょうか?安心してもらうにはどうしたらいいでしょう?

1.遠吠えのような鳴き方をする

見上げて鳴く猫

猫が「アオーン」と、遠吠えのような鳴き方をするのを聞いたことがあるでしょうか。寂しがりの猫は、よくこのような鳴き方をします。

困るのは深夜に鳴かれるときです。猫は、飼い主さんが寝てしまって寂しいのでしょうが、寝不足になったり、近所迷惑にならないかも気になるところですよね。

要求に応えてしまうと、同じことを繰り返すので、無視することも必要です。寝る前に遊んであげると、満足して朝まで静かにしていてくれるかもしれません。

2.飼い主さんのそばから離れない

女性の腕の中の猫

猫はもともと群れを作らない単独行動の動物です。室内で飼われている猫も、飼い主さんに甘えて来ることもあれば、ひとりでのんびり過ごしていることもあります。無理に構おうとすれば怒られてしまうことも。

でも、寂しがりな猫は、飼い主さんのそばから離れようとしません。入浴やトイレまでついて来て、出待ちをするほど。そんなに好かれていると思うと愛おしくなりますが、ただ、あまりにも飼い主さんから離れられないと、困ってしまうこともありますね。

3.イタズラで気を引こうとする

パソコンの前で寝る猫

作業をしていたら猫に邪魔をされたという経験はありませんか。のんびりくつろいでいると膝に乗ってきたり、新聞や雑誌を広げていれば上に乗って読めなくしたり。スマホやテレビの間に割って入る、パソコンのキーボードに乗るなんてこともありますね。

これらは、飼い主さんに構ってほしいがゆえの行動です。特に、寂しがりの猫は、邪魔をしてくることが多いでしょう。

飼い主さんの気を引きたくて、わざとイタズラをすることもあります。ここで構ってしまうと、猫はイタズラをすると構ってもらえると覚えてしまうので気をつけて下さいね。

寂しがりな猫に安心してもらうには?

立ったまま猫を撫でる人

普段、飼い主さんが留守がちで猫が寂しそうにしている場合は、猫との触れ合いが足りていないのかもしれません。毎日少しずつでいいので、猫のためだけの時間をとってあげましょう。

猫にしっかり向き合って、おもちゃで遊んであげたり、スキンシップをすることで心が満たされることがあります。

逆に、常に猫と触れ合っている場合は、急に飼い主さんが不在になった場合に猫が不安を覚えてしまいます。適度な距離を置くことも必要です。高い場所や、隠れ家のような場所を作り、猫がひとりで安心して過ごせるような環境を整えてあげましょう。

猫は環境の変化に弱い動物です。室内をいつも同じ状態にしておき、ごはんは決まった時間にあげるなど規則正しい生活を送ることで、飼い主さんがそばにいられないときも安心して過ごせるようになります。

まとめ

首をかしげる猫

猫が甘えてくれるのは、嬉しいものです。しかし、あまりにも飼い主さんにベッタリで離れられないという場合は「分離不安」になっている可能性もあります。猫のためにも、信頼を築きつつ、適度な距離を保つことも必要なのです。

すでに猫ひとりで置いておけないような状態になってしまっていたら、動物病院で相談してみてくださいね。

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