猫を抱っこする3つの注意点
猫を抱っこするときに嫌がられてしまわないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。5つの気を付けることについてご紹介させていただきます。
1.猫の機嫌が良いときに抱っこをする
猫が機嫌が良くないときに抱っこをすると、嫌がって引っ掻かれたり噛まれたりしてしまうことがあります。
- 猫が尻尾を左右に揺らしているとき
- 寝ているとき
- グルーミングをしているとき
- 餌を食べているとき
これらのようなときには抱っこをしないようにしましょう。猫が尻尾を左右に揺らしているときは「不機嫌」なサインです。抱っこをするときには、まず猫の「気持ち」を考えてから行動するようにしてあげましょう。
2.首をつかんだりしない
母猫が子猫をつかむときに「子猫の首」をくわえて運ぶ光景を見ることがありますよね。これと同じように人間が手でつまむように猫の首を持とうとする方もいらっしゃるようです。
しかし、こちらはご法度です。
母猫は子猫が痛くない場所や、力加減を分かっています。人間がむやみに猫の首をつかんでしまうと痛がって引っ掻かれてしまいます。猫の抱っこには、首などを持つのではなく「しっかりと抱っこ」をしてあげましょう。
3.安定感のある抱っこをする
猫を抱っこするときには飼い主の手や腕で包んであげるように「安定感」のある抱っこをしましょう。
猫はお腹の部分が無防備になってしまうと抱っこを怖がってしまいます。何故なら、その間に天敵に襲われてしまうかもしれないと思う本能です。
ですので、なるべく猫を抱っこするときにはお腹の部分を隠すようにしてあげましょう。猫が怖がることなく、安心して身を任せることができるような抱っこをしてあげてください。
まとめ
猫を抱っこすることは簡単ではありません。
しかし、猫が構ってほしくて甘えてきているときなどには比較的抱っこをするチャンスでもあるでしょう。最初は優しく数秒トライして、慣れてきたら自分から猫の機嫌をうかがってから挑戦してみてくださいね。
猫が痛がることがないように優しく抱っこをしてあげてください。