愛猫が『下心を持っている』ときに見せる5つの行動 どんな企みを秘めている?

愛猫が『下心を持っている』ときに見せる5つの行動 どんな企みを秘めている?

猫の行動に“あざとい”と感じたことのある飼い主さんもいると思います。今回は、『下心を持っている』ときに見せる行動を5つ紹介いたします!一体どんな企みを秘めているのでしょうか?

『下心を持っている』猫の行動5選

可愛い子猫

猫には高い知能と学習能力、そして優れた観察力があります。これらを駆使することで、実は計画的に我々を動かそうとすることも。

そんなちょっぴり“あざとかわいい”猫が下心を持っているときに見せる行動を5つ紹介いたします。

あわせて企みの内容についても暴露していくので、愛猫の様子と照らし合わせながらお楽しみください。

1.可愛い声(高い声)で鳴く

鳴く子猫

猫が下心を持っているとき、まず多く見られるのが「甘えた高い声」で鳴く行動です。

猫は、人間が高い声や可愛い声に弱いことをちゃんと理解しています。ご飯やおやつが欲しいときには、あえて「にゃ~ん♡」と甘く高い声でおねだりしてきます。

最終的には飼い主が根負けして与えてしまうことを、猫はちゃんと学習しているのです。

つまりこれは、「美味しいものが欲しい」という下心のあらわれ。あざとかわいい声に油断せず、「本当に必要かどうか」を見極めてあげましょう。

2.チラチラと視界に入り込む

覗き込む猫

猫が飼い主の気を引きたいとき、わざと視界にチラチラと入り込んでくる行動を見せることがあります。

これが、いわゆる“無言の圧”作戦。「かまってよ」「ナデナデしてよ」といった甘えのサインを、言葉ではなく行動で伝えてくるのです。

じっと見つめてきたり、スマホの前にドンと座ったりというアピールは、実はかなり計算づくの作戦です。

というのも、猫は「これをやれば構ってもらえる」と知っていてやっています。飼い主が思わず笑って反応してくれることも含めて、猫にとっては喜びの時間です。

つまりこの行動は、「自分に注意を向けさせたい」という下心のあらわれ。特に飼い主が仕事や家事、スマホなどに集中しているときほどやってきます。

「またやってるな〜」と思いつつも、可愛くてつい手が止まってしまう…そんな経験、ありませんか?

3.“ちょんちょん”と触れる

手を伸ばす猫

猫が前足で“ちょんちょん”と飼い主に触れてくる仕草。まるで「ねぇねぇ、聞いて!」と話しかけてくる幼い子どものような可愛さがありますよね。

この行動には、「今すぐ構って!」「反応して!」という強い気持ちが隠れています。視界に入ったり、鳴いてみたりしたけれどうまくいかなかった…。そんなとき、最終手段として繰り出されるのがこの“ちょんちょん”です。

猫自身も、「これなら確実に飼い主が反応してくれる」とわかっていてやっている可能性が高いでしょう。つまりこれは、高確率で人間を動かせる“最強のアピール方法”です。

ここまでされると、下心が見え見えでもつい応じてしまうのが飼い主の性。可愛さで心を奪い、意のままに人間を操る猫…あざとさの極みと言えますね。

4.“ゴロン”と寝転がる

寝転がる猫

猫が“ゴロン”と寝転んでお腹を見せる仕草。これは飼い主への強烈なアピールのひとつです。

「遊んでほしい」「行かないで」「なでなでして」といった気持ちが込められており、まさに“かまってアピール”の王道パターンといえます。

しかし注意したいのは、「お腹を見せた=触ってもいい」ではないという点。猫にとってお腹は急所。信頼している相手にしか見せない場所ですが、実際に触られるのは苦手という子も多いです。

それでもお腹を見せるのは、心を許している証拠。飼い主に甘えたいという下心があってこそ成り立つ行動だといえるでしょう。

つまりこの“ゴロン”は、信頼と下心の絶妙なバランス。知れば知るほど、愛猫への愛情も深まりますね。

5.膝に乗って顔を覗き込む

膝の上で甘える猫

猫は抱っこされるのが苦手な子が多く、こちらから構おうとしても逃げられてしまうこともしばしば…。しかし、猫のタイミングで膝に乗ってくるときは別です。

そのとき見せる、上目遣いでじーっと見つめるあの表情。「今がチャンス!」「構って!」という強い下心がダダ漏れです。

人間の都合などお構いなしにやって来て、見つめられてしまえば、もうスマホどころじゃありません。この“膝の上+上目遣い”は、猫のあざとさが最高潮に達した瞬間といえます。

まとめ

見つめるキジトラ

人と暮らす猫は、とてもピュアな存在でありながら、飼い主の行動パターンや反応をしっかり観察し、心を動かす作戦を練る賢い一面を持っています。

つまり、ここで紹介した5つの行動は全てが作戦どおりといえます。でも、不思議なことに、そうと分かっていてもなぜか嫌な気持ちにならないのが猫のすごいところ。

“可愛いからなんでも受け入れられる”と思わせることが最上級の下心かもしれません。

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