オス猫・メス猫は『顔』で見分けられる!性別を見た目で判別する4つのポイント

オス猫・メス猫は『顔』で見分けられる!性別を見た目で判別する4つのポイント

猫の性別にはさまざまな見分け方がありますが、「顔」でも判別できるのをご存知でしょうか?今回は、オス猫とメス猫の顔の違いについて解説します。

1.頬(顔)の大きさ

猫のカップル

一般的に、オス猫とメス猫では顔全体に対する頬の大きさが違うといわれています。具体的には、オスの方が頬が大きく、メスの方が小さいです。オスは喧嘩によって攻撃される可能性が高いため、頬の皮が厚くなっていると考えられています。

人間でも、男性の方が顔つきががっしりしていることが多いですね。同じように、猫もオスの方が骨格が発達しており、全体として「顔が大きい」印象になります。頬骨の位置がメスより高いことも特徴です。

一方、メスは全体として逆三角形の輪郭をしています。顔の下半分に向かってシャープな形になるため、丸顔の印象が強いオス猫よりもシュッとして見えることが多いです。

ちなみに、顔が大きいオスの方が、メスに人気があるとも言われています。

2.ウィスカーパッドの大きさ

猫の口元

口の上のヒゲが生えている部分を「ウィスカーパッド」と呼びます。ぽてっと膨らんだウィスカーパッドは可愛らしいですが、実はオスの方が大きい傾向があります。また、オスの方がヒゲが太いという違いも。

オスのウィスカーパッドが大きいのは、単純に顔が大きいことと関係しているようです。メスに比べて楕円形の輪郭をしているため、ウィスカーパッドも横に伸びるのです。口元がぷくっと膨らんでいる猫は、オスの可能性が高いということですね。

メスのウィスカーパッドは、オスと比べると控えめです。きゅっとつぐんだような小さな口元は、どこか上品な印象を与えます。小さくてシャープな顔にこじんまりした口元、というのがメスの顔の特徴といえます。

3.鼻の大きさ

怒り顔の猫

猫の顔を正面から見てみてください。鼻が横に広くワイドな印象を受ければ、オスの可能性が高いです。対して、鼻の付け根から鼻先までがシュッと細くなっていると、メス猫の可能性が高くなります。

一般的に、鼻が大きい方がオス、小さい方がメスといわれています。オスの鼻が大きい理由は定かではありませんが、やはり顔全体が大きく楕円形であるため、鼻もワイドになっているのでしょう。それに伴い、目と目の距離も離れて見えることが多いです。

一方、メスの鼻はシャープでこじんまりした印象です。鼻の付け根から鼻先までがほぼ一直線なオスに対して、メスの鼻は輪郭同様に逆三角形。これはぱっと見ですぐに分かるため、性別を見分けるには大きな手掛かりとなります。

4.顔に対する目の大きさ

チャトラ猫

猫の性別を見分けるときは、目の大きさもチェックしてみましょう。実際の目のサイズに性差はないのですが、オスの方が顔全体が大きいため、目の割合が小さくなることが多いです。

一方、メスは顔全体も鼻口も小さめ。そのため、顔に対して目が大きい印象を与えます。また、顔の横幅や鼻の大きさの関係から、オスよりも目と目の距離が近いと感じることが多いようです。目がくりっと大きい…と感じたら、メスの可能性が高いといえるでしょう。

まとめ

仲良しの猫

思っているよりも、オスとメスの顔の違いが多いことが分かったのではないでしょうか。一般的に、オスは顔が大きく目は小さめ。一直線の太い鼻とふっくらとしたウィスカーパッドが特徴です。逞しく貫禄のある顔だと感じることが多いでしょう。

メスはオスよりも繊細な顔付きをしています。逆三角形の小さな顔に大きな目、鼻口は控えめであまり目立ちません。猫の顔を横から見ても、ぽってりとしたオスときゅっと引き締まったメスの違いを見て取ることができると思います。

とはいえ、今回紹介した特徴はあくまで「傾向」です。人間と同様、猫にも個体差があります。顔だけで性別の判断ができるとは限りませんが、顔つきに大きな違いがあるのは事実。猫の顔から性別を当ててみるのも楽しいかもしれませんね。

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