愛猫を大切にしている人が『絶対にしない6つのこと』猫の幸せのために守っているマイルールとは?

愛猫を大切にしている人が『絶対にしない6つのこと』猫の幸せのために守っているマイルールとは?

猫の幸せのためには「何かをしてあげる」ことだけではなく「絶対にしない」と決めることも大切です。この記事では、愛猫を思う飼い主さんならではの「絶対にしない」マイルールを6つご紹介します。この機会に、愛猫との向き合い方を一緒に見直してみませんか?

絶対にしないしつけ・コミュニケーション3選

触られるのを嫌がる猫

1.体罰をする

猫は学習能力が高く、身の危険を感じるような怖い出来事も、しっかりと記憶しています。

飼い主さんとしてはしつけの一環のつもりでも、猫にただ嫌な思いをさせ、ケガをさせるリスクがあるため、絶対に体罰をしてはいけません。

叱るときは「こら!」という短い言葉にとどめ、猫が悪いことをした直後に叱ることが有効的です。

猫はしつけが難しい生き物であるため、猫が悪いことができない環境をつくっていくことに、力を入れた方がよいでしょう。

2.傷つける言葉を投げかける

存在を否定する言葉や侮辱する言葉も、猫に決して投げかけてはいけません。たとえ実際の意味は分からなくても、言葉の暴力は精神的なダメージを与えます。

賢き猫は、その言葉を発する飼い主さんの声色や表情から、嫌なことが起きていることが理解できるのです。

ストレスが積み重なると、さまざまな問題行動に発展する可能性もあるため、お互いのためにも避けるべきです。

3.嫌がっていてもスキンシップを続ける

猫の「もうやめて!」のサインは、意外と見過ごしている人も多いのではないでしょうか?

尻尾をパタパタしたり、うなったりしているときは、飼い主さんにサインを出しているため、すぐにスキンシップを中断しましょう。愛猫を大切にしている人は、このサインを見逃さず、引き際を心得ているはずです。

猫がリラックスしているときや、猫から歩み寄ってきたときこそ、スキンシップに絶好のタイミングです。飼い主さんの都合ではなく、猫のそのときの気持ちに合わせて柔軟に対応しましょう。

絶対にしないお世話3選

動物病院で診察を受ける猫

4.体調不良の猫を放置する

「仕事がある」「人と会う約束をしてしまった」といった理由で、体調不良の猫を病院に連れて行くのを後回しにするのは避けましょう。

筆者の実家にいる猫のなかには、猫風邪のキャリア猫がいます。数年前、突然体調に異変が起きた際、すぐに病院に連れて行ったところ、獣医さんから「もっと遅かったら危なかった」と言われました。

体調に異変を感じた時点で、すぐに病院に行くことを心がけ、いち早く対応することが大切です。

5.トイレ掃除を怠る

不衛生なトイレのままにしておくことは、猫に強いストレスを与えます。トイレの我慢からくる膀胱炎にかかったり、粗相をしたりする可能性も高くなり、お互いによい気持ちにはなりません。

次第に匂いもキツくなると、来客に不快感を与えるだけではなく、ご近所とのトラブルにもつながりかねないでしょう。

外出や外泊などで一時的に不在にした際も、帰宅後は速やかに掃除をするよう心がけましょう。

6.ごはんや水を交換しない

「ごはんや水を交換しない=鮮度が落ちたものを口に入れさせること」となります。

食べ残していてもったいないからといって、いつまでも置きエサ状態を続けることは、絶対にしないでください。食べ残しは当日中に処分し、新しいごはんに交換しましょう。

特にウェットフードは鮮度が落ちやすく、下痢や嘔吐を起こす恐れがあるため、注意が必要です。

また、水も、最低1日1回以上は交換してください。

まとめ

触られて迷惑そうな猫

愛猫を大切にしている飼い主さんが「絶対にしない」と決めているルールのなかには、当たり前のことや、知らなければ見落としてしまうことまで含まれています。

しかし、これらは猫の心身に大きな影響を与える重要なルールであり、命を守る立場としては、知らなかったからといって済む問題にはなりません。

お互いが幸せに暮らしていくために、本当に正しいしつけやコミュニケーション、お世話をマスターしていくことが大切です。

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