猫あるある?愛猫をなでたら『なでた場所を即なめる』理由3選 触らないでほしいサイン?

猫あるある?愛猫をなでたら『なでた場所を即なめる』理由3選 触らないでほしいサイン?

撫でた後、なぜ愛猫は触った場所をわざわざ毛づくろいし始めるのか―今回は、飼い主さんの素朴な疑問について、3つの理由を挙げながら解説します。特に、「嫌われたかも…」と思いがちな飼い主さんは必見です。ひと通り読んでぜひ最後に安心してみてください。

1.毛並みを整え直したい

毛づくろいのアップ

猫の毛づくろいには、清潔感の維持、体温調節、血行促進、気分転換などの役割があります。一日のうちで多くの時間を費やす毛づくろいは、猫のなかでも代表的なルーティンです。

せっかく撫でたのに、触られた場所を速攻で愛猫が舐め直すと、少なからずショックを覚える飼い主さんもいるはずです。「触るのがヘタだなぁ…」と愛猫にダメ出しされているようで、何だかムダに傷ついてしまいます。

猫の舌にはザラザラとした突起(糸状乳頭)が約300個もあり、身体についた汚れや匂いを取り除く重要な役目を果たしています。

一方、飼い主さんの手は、毎日の念入りなスキンケアのおかげで、すべすべのつるつるです。見た目的には美しいですが、ブラッシング力という点では、猫のザラザラ舌にはとうてい敵いません。どんなに上手に撫でても、愛猫には微妙な違和感が残ってしまいます。

飼い主さんに撫でられた後、愛猫がそそくさと毛づくろいを始めるのは、気になった毛並みの乱れを理想の形に整えたいからです。もしかすると、愛猫のなかでは、塗装職人の親方が弟子の仕事を手直しするのと同じ感覚かもしれません。

2.飼い主さんの匂いと自分の匂いを融合

お腹を毛づくろいする猫

2つ目の理由は、ペロペロと舐めることで、自分の匂いと飼い主さんの匂いをいい感じに混ぜ合わせたいからです。

馴れ親しんだ匂いと、愛してやまない人の匂いがひとつに合わさると、愛猫はこのうえない安心感に包まれます。

異なる匂い同士を混ぜ合わせ、猫的に昇華させていくさまは、沖縄風にたとえれば、「ペーロ・チャンプルー」といったところでしょうか。

飼い主さんへの想いがふっと香る匂いの世界です。

反対に、触って欲しくない人に触られると、イヤな匂いを一掃すべく、猫は、ただちに毛づくろいに着手します。匂いにこだわるスペシャリストとしては、ほんのわずかな違和感ですら、きっと我慢ならないのでしょう。

もし愛猫が撫でられた場所を舐め直しても、決して飼い主さんが嫌われているわけではありません。むしろ、「より深い安心感に浸りたいんだな…」と理解し、その様子を温かく見守ってあげてください。

3.子猫時代のことを思い出すから

子猫を毛づくろい中の母猫

3つ目の理由としては、飼い主さんに撫でられると、子猫時代の記憶がよみがえるから、というものがあります。

子猫は、母猫からたくさん舐められて育ちます。清潔さと丈夫な身体を保つためにも、母猫のスキンシップ(ペロペロ)が欠かせません。

また、自分でおしっこやうんちができない子猫の代わりに、生後3~4週間後までは、母猫がお尻まわりを舐めてあげて、排泄を促します。

つまり、子猫は、目も開かないうちから、何かと母猫のペロペロのお世話になっているわけです。

大好きな飼い主さんに撫でられると、母猫との幸せなペロペロ・タイムを思い出し、子猫はとてもリラックスした気分になります。いろいろとお世話してくれる飼い主さんは、愛猫にとって母猫と同然です。

ひと通り撫でてもらった後も、自分の身体を舐めることで、愛猫は夢心地な状態を保とうとします。小さな母猫の記憶と、大きな母猫(飼い主さん)の愛情が合わさった世界は、おそらく、私たちの想像以上にやさしさに満ちているはずです。

まとめ

毛づくろいするアメショ

愛猫はなぜ、スキンシップ直後に触られた場所をあえて舐め直すのか?

今回は、とりわけ、猫を飼いたての飼い主さんが抱きがちな疑問について解説しました。

結論から言うと、「毛並みをきれいにならす」「飼い主さんとの匂いを融合させる」「子猫時代を思い出すから」などの可能性があります。

言うまでないことですが、嫌っている相手なら、あえて触らせることはありません。撫でさせてくれた段階で、愛猫は一定以上の好意を間違いなく抱いています。

これからも引き続き、念入りにケアしたつるつるすべすべ肌でやさしく撫でてあげて、愛猫を至福の世界へ誘ってみてください。

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