1.いっしょに遊んでほしい

猫は「いっしょに遊ぼう!」「かまって」という要求をするときに飼い主さんのそばにやって来てゴロンと寝転ぶことがあります。この行動は、飼い主さんの気を引こうとしているときに見られるものです。
猫は飼い主さんを遊びに誘うときに、ゴロンと寝転んでクルンクルンと寝返りを打つように転がったり、クネクネと体を床にこするようにしたりして、アピールすることもあります。
猫にとって遊びは狩りであり、運動不足解消はもちろん、ストレス発散、コミュニケーションなどのさまざまな意味があります。短時間でもいいので、ぜひ愛猫の誘いに乗ってあげましょう!
2.甘えたい

飼い主さんのそばでゴロンと寝転んで、ジーッと見つめてきたり、のどをゴロゴロと鳴らしたり、体をすりつけたりするのは、飼い主さんに甘えたいという気持ちのときです。とくに子猫に多く見られる行動です。まだまだ母猫に甘えたいお年頃なのかもしれませんね。
人間と暮らしている猫は、大人になっても子猫気分が抜けずに、飼い主さんに甘えたいとアピールしてくることがあります。飼い主さんのことを母親と思って慕っている証拠です。そんなときは、数分だけでもかまわないので、ぜひ甘えさせてあげましょう。
忙しいからと無視していると猫も傷つきますから、いっしょに遊ぶ余裕がないときは「ちょっと待ってね」と声をかけてあげましょう。
3.あなたを信頼している

愛猫がそばでゴロンと寝転ぶのは、飼い主であるあなたを信頼しているからです。
猫にとって急所であるお腹を見せるのは、よほど信頼している人のそばや安心できる場所でだけ。つまり「あなたのことを信頼しているよ」「あなたといっしょなら安心だね」「あなたのことが大好き!」という愛猫からのメッセージとも言えるのです。
お腹を見せて寝転んだ状態では、危険が迫ってきてもすぐに対応することができません。もしかすると、飼い主であるあなたが守ってくれると思って安心しきっているのかもしれませんね。
そんなにも自分のことを信頼してくれる愛猫がますます愛おしくなる瞬間です。
まとめ

愛猫が飼い主さんのそばにやって来てゴロンと寝転ぶのは「いっしょに遊んでほしい」「甘えたいよ」「あなたを信頼しているよ(大好きだよ)」というメッセージです。飼い主さんの気を引こうとして一生懸命にアピールをしているのです。
そんなときは、少しだけ手を止めて愛猫の気持ちに応えてあげましょう。優しく撫でてあげるのも良いですし、いっしょにおもちゃで遊んであげるのも良いでしょう。どんなに忙しくても無視だけはしないようにしてください。