猫の毛玉はどうしてできるの?
ふと猫の体を見ると「あちこちに毛玉が!」ということがありますよね。
初めは自然に消えるだろうと放っておくとますます周りの毛を巻き込んで大きくなってしまうこともあります。
そんな猫の毛玉はどうしてできるのでしょうか。理由をご紹介させていただきます。
猫の毛が長いため
猫の毛が短くても、もちろん毛玉にはなるのですがやはり「毛が長いほど」毛玉ができやすくなってしまいます。
特に
- ペルシャ
- メインクーン
- ラグドール
- スコティッシュフォールド
- ノルウェジアンフォレストキャット
などが長い毛を持つ猫なので毛玉になりやすくなってしまいます。
ストレス
猫はストレスによって毛玉になってしまいます。
理由としては「グルーミング」です。
猫はリラックス効果もあるのでストレスを感じると、グルーミングを行います。
その落ち着くためのグルーミングが過剰になってしまうので毛玉になってしまいます。
抜けた毛が絡まる
猫は抜けた毛がいま生えている毛に絡みやすいです。
それにより毛玉になってしまいます。
アポクリン汗腺
猫の皮膚には、油分をつくるアポクリン汗腺というものがたくさんあります。
この中から分泌をされるものは油性なので毛がからみやすくなってしまいます。
定期的なケアをしていないから
猫は定期的なケアである
- シャンプー
- ブラッシング
などをしていないと体が汚れてしまって毛玉ができやすくなってしまいます。
またシャンプーをしても、きちんとドライヤーをしなければ毛玉の原因になってしまいます。
着衣によるもの
猫の首輪や服を着衣させたままにしていると、毛が擦れてもつれてしまいます。
それにより毛玉になってしまいます。
猫の毛玉を予防するには?
猫の毛玉はできると痛そうにもするので可哀相ですよね。
では、猫の毛玉を予防するにはどのようにすれば良いのでしょうか。
ストレスを与えない
猫は様々なことにストレスを感じやすい動物です。
- 空腹ではないか
- 温度は適温か
- 構った方が良いのかどうか
など様々なことを猫の行動を見て判断してあげましょう。
一緒に遊んであげるのもストレス発散になります。
猫はストレスを感じると、グルーミングが増えてしまいますのでなるべく負担をかけないようにしてあげましょう。
ブラッシングをする
頻繁にしたり、強くしてしまうと皮膚炎にもなってしまうので注意が必要ですが「こまめなブラッシング」を心がけるようにしましょう。
ブラッシングをすることで無駄毛や抜け毛を取り除くことができるので毛玉の量も減ります。
猫の毛は、どうしても毛玉ができやすいです。
しかし、毛玉ができてしまったからといって無理に引っ張ったりカットをしてしまうと皮膚を傷つけてしまうこともあります。
皮膚を傷つけてしまうと他の病気になってしまうとがあるので毛玉予防をすることは大切ですが、毛玉をもし見つけたときには動物病院に連れていって除去してもらうようにしましょう。
まとめ
猫の毛玉は
- 毛が長いため
- ストレスによる過剰なグルーミング
- 抜け毛が絡まる
- 油分
- 着衣をさせたままにしている
- 定期的なケアをしていない
これらの原因で体に毛が絡まって毛玉になってしまいます。
猫は毛玉ができてしまうと、ますますグルーミングをしてしまって悪循環になってしまいますので小さな毛玉でも早めに除去することが大切です。
ブラッシングやシャンプーで毛玉ができるのを予防してあげてくださいね。