1.プロの手を借りる

猫のお世話の中でも難しいのが、爪切りやシャンプーなどではないでしょうか。猫は拘束されるのが苦手なので、暴れまわったり攻撃してきたりする子もいます。怪我をすることもあるので、怖くなってしまいますよね。
しかし、お世話ができなければ、猫が怪我や病気にかかる危険性が高くなってしまいます。
そこで頼りたいのが「動物のプロ」の力です。動物病院では爪切りや耳掃除を有料で行ってくれるところが多いです。爪切りは慣れるまでは難しいので、獣医師にやり方を教わりながら覚えていくのも良いかもしれません。
シャンプーはペットサロンでお願いしてみましょう。長毛種であればお尻周りの毛をカットしてもらうことで、排泄時の汚れを減らすこともできます。
2.猫と離れる時間を作る

猫を飼っていると、外出中にどうしても様子が気になってしまうということもありますよね。しかし、だからといって四六時中猫と一緒に過ごすことは、飼い主にとっても猫にとってもストレスになりかねません。
猫は本来単独行動を好む動物ですし、日中は寝て過ごすことが多いので数時間程度のお留守番であれば問題なく過ごすことができます。人の気配がない方がゆっくりと眠れる子もいるようなので、思い切って外に出かけてリフレッシュする方がお互いにスッキリするかもしれませんね。
また、猫と過ごす時間が長くなることで「分離不安症」になる危険性もあります。愛猫のためにと側にいすぎることで、かえって精神的に負担が大きくなることもあるので注意しましょう。
脱走や誤飲が心配なのであれば、ケージを活用することで留守中の不安を減らすことができます。我が家ではペットカメラを設置し、留守中も様子を確認できるようにしているため、以前よりも外出しやすくなりました。
愛猫が安心して過ごせる環境を整えることで、私たちも安心して外出することができるようになりますよ。
3.ペットシッターや友人に預ける
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猫のお世話に疲れを感じた時は、信頼できる人にお願いしてみるのも良いかもしれません。
多頭飼いや子猫、老猫などがいる場合はペットシッターにお世話をお願いしてみましょう。ペットホテルと違い、猫の住む環境を変えずに過ごすことができるので精神的な負担を最小限にすることができます。
そのため、旅行や出張のときにペットシッターを利用する人も増えているようです。
また、近くに友人や家族が住んでいるのであれば少しの期間お世話を頼んでみましょう。愛猫と良好な関係を築くためには、私たち飼い主の気持ちに余裕を作ることも大切です。
4.機械の力を頼る

猫と暮らしていると、ご飯やトイレ、掃除など毎日やらなければならないお世話がたくさんあり疲れてしまうこともありますよね。
そんなとき頼りになるのが「自動給餌器」や「自動トイレ」などの機械の力です。ご飯やトイレは機械で管理してくれる商品が多く販売されているので、時間を設定するだけでご飯を出してくれたり、トイレ後に自働で掃除してくれたりと飼い主の負担が少なくなります。
他にも、ロボット掃除機を活用すれば抜け毛や飛び散った猫砂も夜中や外出中に綺麗にしてくれるのでおすすめです。
全てを自動化するのは難しいかもしれませんが、負担の大きいことから機械の力を使って楽にできるようにしていきましょう。
ただし、食事やトイレは猫の健康を知るバロメーターでもあります。自動化したからと言って猫と接する時間まで減らしてしまうのは、猫の不調に気付けない可能性もあるので注意しましょう。
負担を減らした分、愛猫とゆっくり触れ合う時間を作るようにしてくださいね。
まとめ
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猫との生活をより豊かなものにするためには、私たちの負担を減らすことも重要です。
特に子猫や老猫など目を離せない時期の猫と向き合い続けるのは、心身共に疲れてしまいますよね。
そんなときは、プロの力や機械の力を頼り、リフレッシュする時間を作るようにしましょう。息抜きをすることは悪いことではありません。
猫のお世話をすることは飼い主の務めですが、ひとりで完璧にやる必要はないのです。周囲の人や物の力を借りながら、頑張りすぎないように工夫するようにしましょうね。