猫が『にらんでくる』ときの心理4選 怒っていると思われがちだけど、実は違うキモチかも?

猫が『にらんでくる』ときの心理4選 怒っていると思われがちだけど、実は違うキモチかも?

愛猫が、何だかじっとにらんでくる…もしかして、嫌われた!?なんて、不安になってしまいますよね。でも、怒っているのではないこともあるんです。猫がにらんでくるのは、どんなときなのでしょうか?

1.集中している  

猫の目

聞き慣れない音がするときなど、猫は、その音の正体を確かめようと集中することがあります。人間には聞こえなくても、聴力の優れている猫には何かが聞こえている可能性があるのです。

真剣なその表情が、にらんでいるように見えてしまうのでしょう。たまたま視線の先に飼い主さんがいたら、にらまれたと感じてしまうのも仕方ありませんね。特に、もともと目つきの悪い猫が集中していたら、にらまれた!?と、ちょっとびっくりしてしまうかも。

2.眠くなった

クッションの上でこちらを見る猫

眠くなると、まぶたがだんだん落ちてきますよね。猫も同じで、眠いときは目を細めます。その様子がにらんでいるように見えてしまうのです。でも、必死で睡魔と戦っているのかと思うと、ほほ笑ましいですね。

特に日向ぼっこをしていて眠くなってしまったときは、明るい場所なので猫の瞳孔は細くなっています。そのため、余計ににらんでいるように見えてしまうことでしょう。猫はまばたきが少ないので、それもにらんでいるように見える要因だといわれています。

3.要求がある

見上げる猫の目

何か言いたいことがあるとき、猫は飼い主さんをじっと見つめてくることがあります。その様子が、にらんでいるように見えてしまうことがあるのです。

飼い主さんに視線を向けて、お腹がすいた、遊んでほしいなど、飼い主さんにさりげなくアピールしています。トイレや食器が汚れているなど、不満を訴えていることもあります。

騒々しくて眠れなかったり、体を動かすスペースがないなどでストレスをためていることもあるため、猫の要求には早く気づいて対処してあげられるといいですね。

4.怒っていることもある

こちらをにらむ猫

猫がにらんでくるときの心理は、ほとんどが怒っているわけではありません。でも、ときには怒ってにらんでしまうこともあります。

お世話がきちんとできていなかったり、遊んであげられなかったりすると、機嫌を損ねてしまうこともあるでしょう。

反対に、構い過ぎても怒らせてしまうことがあります。撫でられるのが好きな猫でも、いつまでも触っているとイライラさせてしまうでしょう。そんなときは、飼い主さんの方をにらんでくるかも知れません。これ以上構われたくないというときは、他にもしっぽを強く振ったり、イカ耳になるなどのサインが見られるので、気をつけましょう。

猫ににらまれたら、何か落ち度がなかったか、ちょっと考えてみて下さいね。

まとめ

段ボールの穴から片目をのぞかせる猫

猫が鋭い視線を送ってくるとき、にらまれた…とショックを受けてしまうかも知れませんが、多くの場合は怒っているわけではないので安心して下さいね。にらんでいるように見えてしまうことがほとんどなのです。

でもときには、不満を抱えていたり、怒っていることもあります。何か心当たりがある場合は、適切に対処してあげましょう。

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