『猫がよくいる場所・使い物』をキレイにする方法6選 キャットタワーやソファなど、洗えないものはどうすれば?

『猫がよくいる場所・使い物』をキレイにする方法6選 キャットタワーやソファなど、洗えないものはどうすれば?

愛猫がよくいる場所・使うものは毛だらけで掃除が大変。しかも洗いにくい素材のものも多い。そんなお悩みを持つ飼い主さん必見!6つのキレイ術を紹介いたします。

猫がよくいる場所・使うものの掃除法6選

ソファーで寛ぐ猫

皆様のお家の愛猫は、どこで過ごすことが多いですか。ソファーの上、それともキャットタワー?

キレイ好きな愛猫のために清潔感は保ちたいところですが、中には掃除がしにくいものや、そもそも洗えないというものもあるはずです。

そこで今回は猫に人気のある場所や、お気に入りになりやすいものの掃除術を6つ紹介いたします。

1.洗えないものは天日干しする

外干しの洗濯物

形が複雑なドーム型のベッドやマタタビ入りのおもちゃなど、洗濯することが困難な猫用品は意外と多いものです。

これらの"洗えないもの"は、粘着ローラーやポリ手袋などを活用して猫毛を除去した後、天日干しすると良いでしょう。

その際は、熱の吸収率が高い黒いビニール袋に入れて干すことをおすすめします。素材の内部温度が上昇することで熱に弱いダニが死滅し、殺菌することができるからです。

取り込んだ後は掃除機で吸い取って仕上げましょう。掃除機は『弱』に設定し、吸引力を抑えた状態で使いましょう。

2.毛取りブラシを使う

毛取りブラシ

布製のソファーやキャットタワーに対しては、毛取りブラシを使って被毛を除去してください。これと併用して、先ほどのポリ手袋も活躍させてると良いでしょう。

3.除菌スプレーは多用しない

キャットタワー

除菌といえば除菌スプレーが定番アイテムですが、猫用品(特にキャットタワー)に対しては無闇矢鱈に使用しないほうがベターです。

なぜかというと、濡れてしまうことでカビが発生し、2次的な問題が生じやすくなるからです。中でも麻縄ポールは乾きにくいので濡らさないように気をつけてください。

布製のソファーも同様です。やむを得ず染み抜きをする際は、ドライヤーを用いてしっかりと乾かしましょう。ちなみにこちらは、重曹を用いても綺麗になります。

4.ラグは浸け置きがマスト

ラグで寛ぐ猫

大きめのラグは、バスタブで浸け置きすることがおすすめです。

温度はぬるま湯になるように調整してください。そうすることで漂白剤を用いた際に漂白力がアップします。液体酵素系の漂白剤を用いる場合は、弱アルカリ性の衣料洗剤を併用すると汚れが落ちやすくなります。

洗浄液が完成したらラグ(洗えるタイプの猫ベッドがあればそちらも)浸け置きし、その後で洗濯機で洗うようにしてみてください。

5.柔軟剤を上手く活用する

柔軟剤

毛布やフリース素材のものなど、猫が好むものを洗濯する際は、柔軟剤を入れて洗濯するようにしてみてください。柔軟剤には静電気除去や、汚れの付着を防ぐ効果があります。

ただし、極端に香りが強いものやフローラル系の柔軟剤は猫が嫌がる可能性があります。

猫用品を洗濯するときは、ほんのり香るタイプや敢えて香りがないタイプのものを使用すると良いでしょう。

6.ソファーは掃除機&乾拭きを

ソファーの掃除

ラグならまだしも、ソファーは浸け置きすることも天日干しすることも困難です。そこで、活躍するのが掃除機と雑巾です。

日頃掃除機をかけるタイミングで、ソファーも掃除機をかけるようにすると抜け毛が溜まりにくくなります。

ただし革製や合皮製のソファーは、掃除機の摩擦によって傷が付く恐れがあります。なのでこちらは乾拭きをメインに行ってみてください。細かな隙間は綿棒で優しく汚れを除去していきましょう。

まとめ

抱っこされる猫

基本的に猫用品は、素材に関係なく掃除が億劫なもの。その最たる理由は猫の毛が付着しているからです。

何を掃除するにしても、まずは被毛を取り除くことからスタートしてください。ここで役立つアイテムは、粘着ローラーとポリ手袋です。できるだけ毛を集めて取ってしまいましょう。

キャットタワーには毛取りブラシも有効です。濡れた雑巾や除菌スプレーの使用は、カビの温床を作るリスクが高まるため推奨できません。

どうしても洗うことができないものは、被毛を除去したうえで天日干しをしてください。

大切な愛猫が好んで使うものだからこそ清潔に。ダニや菌の付着から守ってあげてください。

スポンサーリンク