「“猫の一時預かり”の見事な失敗例?」預かった子猫と飼い犬が大親友になっちゃった!米国

「“猫の一時預かり”の見事な失敗例?」預かった子猫と飼い犬が大親友になっちゃった!米国

預かりボランティアをつとめる女性が子猫を預かった直後から、愛犬はその猫に首ったけ。2匹は大親友になって片時も離れないため、彼女は猫を正式に家族に迎えました。「“一時預かり”としては大失敗」と話す彼女も幸せそうです。

一時預かりの子猫が、正式な家族に

同じマットで眠るダルメシアン犬と猫

画像はイメージです

米国に住むTaylor Meadowsさんは保護猫の一時預かりのボランティアをしています。自身はダルメシアン犬の「River」を飼っており、とてもかわいがっています。

アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)によると、米国では毎年約410万匹の動物が保護施設から新しい飼い主の元へ引き取られていきます。預かりボランティアは、その準備段階として人間との家庭生活に慣れさせる重要な役割を果たしています。

彼女がトラ猫「Summit」を一時預かりのため自宅に連れてきたとき、Riverはすぐにこの猫のことが大好きになりました。

「数日のうちに、RiverにとってSummitは特別な存在になりました。普段この犬はとても神経質なのですが、Summitがそばにいるとすごくリラックスしています。大嫌いな獣医に連れていくときも、Summitが一緒だと機嫌よく落ち着いているのです。猫が心の支えになっているようです」と話すTaylorさんです。

やがて彼女は、この猫を正式に飼うことを決心しました。

「預かりボランティアとしては、見事な失敗例ですね。愛犬がこの猫を好きになってしまったので手放せなくなりました」と彼女は笑います。

一緒にアウトドア活動を楽しむ2匹

寄り添うダルメシアン犬と猫

画像はイメージです

彼女がTikTokに投稿した動画では、RiverとSummitが仲良く過ごすようすが映し出されています。2024年11月12日の投稿以来、わずか1週間ほどで200万回近くも再生されています。

写真家のTaylorさんはコンテンツクリエイターでもあります。動画にはここ数ヵ月間の2匹の愛らしい姿が映し出されています。小さかった子猫が大きな犬に寄り添い、丸くなって一緒に眠る様子や、SummitがRiverの毛をフミフミする姿も紹介されています。

そしてSummitが成長してくると、一緒に散歩に出かけるようになりました。Taylorさんにリードをつけてもらって、パドルボードを楽しんだりハイキングに出かけたり、はたまた車で一緒に旅行までするようになったのです。

ネット民からも感動の声が

飼い主と野外で遊ぶダルメシアン犬と猫

画像はイメージです

「ふたりはいまや切っても切れない親友同士。わたしにとっても、アウトドア活動を楽しむ冒険仲間です。とても幸せです」という彼女。

TikTok上では、ネット民からのコメントも寄せられています。

「感動でうれし泣きしました。とても愛らしいペットですね」
「感動して涙が出てきたよ」
「このふたりをテーマにして、子ども向けの絵本をつくったら、きっとすばらしいよ」
「ぜんぜん失敗例などではありませんよ。Summitを引き取ったのは(一時預かりのあなたではなく)犬のほうなのだから」

出典:Woman Forced to 'Foster Fail' After Dalmatian Falls in Love With Kitten

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