猫がしゃべった風に聞こえる『人の言葉』5選
1.ごはん
「ごはん」は、多くの飼い主が耳にしたことがあるかもしれません。ちなみに我が家の愛猫も「ごはん」といいます。
単に甘えた声を出しているのかも知れませんが、ごはんの時間に「ごはん」のような鳴き声をすると、人間の耳には完全に「ごはん」と聞こえてしまいます。
実際には「ごぁん」といった感じに鳴いていると思われますが…。
ただ「ごはん」という単語を、しっかり覚えている猫も少なからずいるでしょう。
猫は簡単な単語であれば覚えるとも言われているので、飼い主が毎日言っている「ごはん」という単語が自分の食事とむずびついていると、意図的に「ごはん」と鳴いているとも考えられます。
2.おはよう・おかえり
「おはよう」「おかえり」も猫がよく口にする単語です。飼い主の帰宅時に「おはよう」「おかえり」といった風に猫が鳴きます。
これも「ごはん」と同じで、帰宅したときに「おかえり」っぽい鳴き方をして、それが人間には「おかえり」と聞こえているのかもしれません。
とはいえ飼い主の帰宅や再会を心から喜んだ猫が、言葉を習得した可能性も否定はできませんね。
もしくは「こんな風に鳴けば飼い主が喜んでくれる」と、学習している場合もあります。
3.うまうま
「うまうま」というのは、猫がごはんを食べている時によくいう単語です。ほかにも「うまいにゃ」「にゃいにゃい」といった単語をしゃべる猫もいます。
成猫でも見られますが、ごはん中にしゃべる猫の多くは子猫。どうやら子猫はごはん中にしゃべる傾向が一般的にあるようです…。
美味しいといっているのか、自分のごはんだとアピールしているのか、詳しいことは猫にしかわかりませんが、かわいい声をだしながらごはんを食べている姿に、ほっこりさせられます。
4.おっきな日本人
これはわたしが猫のSNSでみつけた「しゃべる猫動画」にあったものです。猫が威嚇をしているときの独特の声が、「おっきな日本人」に聞こえるというもの。
猫が威嚇しているときの声はいろんな単語に聞こえがちで、ほかにも「おお~近くに」「ものすごいんだね~」といった単語もしゃべっているようです。
世界中にはしゃべる猫は多く存在しているので、SNSで猫のしゃべる動画を探してみるのも面白いですよ!
5.くそー
ケンカに敗北したときに「くそー」という猫もいるようです。
猫はびっくりしたときや、予期せぬ事態がおきたときに鳴き声を発しがちですが、その一環で、「くそー」と聞こえたのでしょう!
とはいえ実際にくそーといって悔しさを表現している可能性もありますが…。
猫は一生に一度しゃべる?
「猫は一生に一度しゃべる」という都市伝説をご存知の方もいるかもしれません。
実際には、猫が人間の言葉を完全に話すことはありませんが、猫の鳴き声が人間の言葉のように聞こえる現象は、さまざまなケースをみても珍しくないでしょう
そして多くの飼い主が一度は愛猫がしゃべったと経験することから、こういった言葉が生まれたのかもしれません。
「猫が一生に一度しゃべる」という都市伝説には科学的な根拠はありませんが、猫の優れたコミュニケーション能力を考えると、全くの作り話というわけでもなさそうです。
まとめ
猫が人の言葉を話しているように聞こえるのは、猫がとるコミュニケーションの一環です。
飼い主の言葉を音で覚え、その音を真似して飼い主と積極的に関わろうとしているとも考えられます。
猫が人の言葉を話すのは難しいですが、もし猫がしゃべっているように聞こえたら、それに耳を傾けてコミュニケーションを楽しんでくださいね。