1.遊びの一環
猫には物陰から獲物を狙うという習性があるため、遊びの時も物陰からおもちゃを狙うことがあります。
飼い主さんと遊んでいる時にカーテンの裏に隠れることがあるのであれば、カーテンの裏は愛猫にとって格好の隠れ場所になっているのかもしれません。
カーテンの裏に隠れながら飼い主さんの操るおもちゃを狙っていると考えられるため、いきなり飛び掛かってこられても驚かず、また怪我しないよう十分に気を付けながら遊んであげましょう。
2.不安感がある
猫は不安や体調不良を感じたとき、物陰に隠れることがあります。カーテンの裏に隠れるのも、不安を感じているからなのかもしれません。
猫が何に不安を感じているかは、その性格や状況によって異なります。例えば、来客など知らない人がいるとき、また外から聞こえるいつもと違う音に不安を感じることがあります。
遊びに移る様子が見られず、長時間カーテンの裏に隠れている場合は、無理に引っ張り出すよりも、不安の原因を探して解消してあげることが大切です。
3.落ち着く
猫にとって落ち着く場所といえば狭い場所や暗い場所が代表的です。場合によってはカーテンの裏がその『落ち着く場所』に該当することもあります。
もし、家の中でカーテンの裏が暗くて落ち着ける空間であれば、猫はそこでくつろいでいるかもしれません。
カーテンの裏でくつろいでいること自体は問題ないのですが、複数の猫を飼っている場合、他の猫がいると遠慮してしまうこともあるので、家の中にいくつか落ち着ける場所を用意してあげるとよいでしょう。
まとめ
カーテンの裏は、猫にとって遊び場やくつろぎの場所、また隠れ場所として様々な用途に使われます。
くつろいでいるときはそっとしておいて構いませんが、不安を感じている場合は、その原因を探して猫が落ち着けるように配慮してあげることが大切です。
また、遊びの中でカーテンを使う際には、爪を立ててしまう可能性もあります。レースのような引っかかりやすい素材のカーテンには特に注意しましょう。