盗品を持ち帰る愛猫
英国に住む白黒猫のTaboo(12歳)にはひどい盗癖があります。
近所の家々から手袋や靴下、靴、シャツなど、1日に複数の盗品を持ち帰ることもあるのです。それどころか、洗濯カゴに入っている服やガーデニング用品までとってきてしまうのです。
飼い主のSandra Danskinさんによると、Tabooは定期的に盗品を持ち帰ってくるといいます。そのため、持ってきた品をSNSに投稿して、持ち主を探さざるをえないのです。
「今朝も靴下4足とパンツ1枚を持ってきました。衣類がとくにお気に入りですが、モップの先っぽやキッチンペーパーを盗んできたこともあります」と彼女。夜勤から帰宅すると、たいていは家の前の私道か、猫ドアそばに盗品が置いてあるといいます。
「ペアで盗む」こだわりも
Tabooは盗むのが上手で、めったに捕まることはありません。Sandraさんは、この猫が「近所の家々の洗濯物干しロープから、服などを盗んでくるのではないか」と推測しています。
Tabooはまた、ドアを開けたままの家に忍び込むこともわかっています。過去には、キッチンの衣類乾燥機からシャツを盗んでいるのを見つけた人もいるのです。
奇妙なのはこの猫がもつ「こだわり」です。というのもTabooは、靴下を見つけると1足ずつくわえていき、ちゃんとおそろいの状態で自宅に持ち込むというのです。
また、あるときは卵のケースをそっくり持ちかえってきたのですが、なかの卵はすべて割れてしまっていました。
毎回、得意げな「鳴き声」までも
Tabooが何かを盗んできたとき、Sandraさんにはすぐわかります。というのも、品物を差し出す猫は必ず甲高い鳴き声で知らせるからです。きっと得意になって、「ママさん」に見せているのでしょうね。
彼らが住むウェストヨークシャー地方のオトリー近郊に住む人々は、これからも日用品の盗難に注意する必要がありそうです。
出典:Real-Deal Cat Burglar Is a Feline Who Loves Stealing the Neighbors' Clothes for Her Owner