猫をゲンナリさせる『イヤな生活音』8選
1.掃除機の音
掃除機の音は、多くの猫が嫌いな音のひとつです。
掃除機から発生する強力な吸引力によってでる騒音は、猫にとって非常に不快な音となりえます。
さらに掃除機を動かす際の突然の動きや、予測不可能な動作パターンも、猫に恐怖心を抱かせる要因となるのです…。
2.ブレンダーやミキサーの音
キッチンで使用するブレンダーやミキサーの音も、猫にとっては非常に不快な音のひとつです。
ブレンダーやミキサーは、製品にもよりますが、かなり大きい音を発するので、猫の敏感な耳には刺激が強すぎる場合があります。
とくに突然騒音が始まったり停止したりするのは、猫が驚き、不安を与える要因となりかねません。
3.ヘアドライヤーの音
ヘアドライヤーの音も、多くの猫が苦手とする音のひとつです。
騒音に加えて、強い風が猫にとってはストレスに。猫の近くでヘアドライヤーを使用すると、猫が逃げ出したり、隠れたりする光景はよく見られるのではないでしょうか?
4.洗濯機や乾燥機の音
洗濯機や乾燥機の動作音、とくに洗濯機の脱水時の騒音は、猫にとって非常にストレスとなります。
また洗濯機や乾燥器は本体も大きく、視覚的にも猫に不安を与えることもあるでしょう。
人からすれば「ただの洗濯機」ですが、猫からしたら「騒がしく得体のしれない巨大な敵」と思っているかもしれません。
5.電子レンジのビープ音
電子レンジの調理終了を知らせるビープ音は、猫にとっては予測不可能な音として怖がることがあります。
我が家の猫は、電子レンジが突然「ピーピー」と鳴ったとき、その場で飛び跳ねるほどビックリしていました。
このようなシーンを見たことのある飼い主さんは、多いのではないでしょうか?
ただし「電子レンジ=いいにおいがする場所」と認識している猫は、レンジの稼働音を聞くと近寄ってきて、「ニャーニャー」鳴きだす猫もいるようです。
6.ドアベルやインターホンの音
来客を知らせるドアベルやインターホンの音も嫌う猫も多いです。
とくに来客が少なく普段あまり使用しない場合、猫にとっては予期せぬ高音として認識され、驚きや恐怖を引き起こしやすくなります。
我が家では猫がビックリしないように、音を最小にし、スピーカ-部分に耐震ジェルマットを貼っています。
それでもインターホン近くの部屋くらいまでは聞こえるので、インターホンの音に困っている人は、ぜひお試しください!!
7.テレビの大音量
テレビから流れる大音量の音楽や効果音は、猫にとって嫌な音のひとつです。
とくに突然流れる大音量BGMや、出演者の大きな笑い声など、人間ならなんでもない大きな音も猫にとってはビックリ&不快となることもあります。
ただテレビの音は日常でほぼ毎日聞こえてくるものなので、慣れている猫も多いよう。とはいえ怖がりや敏感な猫はストレスになりかねないため、音量には注意しましょう。
8.花火や雷の音
花火や雷の音を嫌う猫は多いです。比較的長い時間、しかも突然響く大きな音なので、苦手とする猫は珍しくありません。
雷や花火の音が聞こえると、そそくさと自分の隠れ家に隠れる猫も多いのではないでしょうか?
ストレスを極力かけないための対策は?
日常の生活音を完全にシャットダウンすることはできないため、猫(とくに臆病な性格)のストレスをゼロにするのは難しいでしょう。
ただ以下のような対策を行えば、猫のストレスを軽減するのに役立ちます。
安全な避難場所の確保
猫が音から逃れられる静かで快適な場所を用意しましょう。キャットタワーや静かな部屋の隅に、猫用ベッドや猫のニオイがついたタオルを設置するのが効果的です。
音源からの距離を保つ
掃除機やヘアドライヤーなどの使用時は、できるだけ猫から離れた場所で使用しましょう。必要に応じて、猫を別室に移動させるのもベター。
タイミングを見極める
可能な限り、猫がリラックスしている時間や寝ている時間を避けて、活発に起きている時間を狙って作業を行うようにしましょう。
まとめ
猫は音に敏感な動物であり、人間が気づかないような音でも大きなストレスを感じることがあります。
ただ日常の中からすべての生活音を取り除くのはできないため、できる範囲の対策を講じて猫のストレスを軽減させることがポイント。また、生活音には徐々に慣れてくれる場合もあります。びっくりすることはあっても特に危険性がないと分かれば平気になるかもしれません。いきなり大きな音が鳴るとやはりびっくりしてしまいます。対策をとることが難しい生活音もありますが、できる場合は小さめの音で驚かないか確認していきましょう。
ぜひ猫の健康のためにも、今回ご紹介した生活音には注意し、騒音対策を実践してみてください。