「猫を愛してやまない世界の国々」とは
都内の猫カフェを訪問すると、多くの外国人が猫達に癒され楽しんでいる様子が伺えます。日本の猫人気が注目されていると思うと嬉しくなるものです。
もはや猫は、国を越えて世界中で愛される存在と言っても過言ではないでしょう。
そこで今回は、数ある猫を愛してやまない国々の中から3か国について紹介いたします。
1.イタリア(ローマ)
イタリアは猫に優しい国のひとつ。首都ローマには『猫コロニー』という文化があり、地域に暮らす猫を追い出してはいけないという決まりがあるのだそう。
かの有名なコロッセオから徒歩20分ほどの場所にあるトッレ・アルジェンティーナ広場では、たくさんの自由猫がボランティアさんに守られながら悠々自適な生活を送っています。
また、怪我や病気を理由に地域で暮らすことが困難になった猫達はシェルターで保護され、安心して過ごせる環境が整っています。
ちなみにこのシェルターは「トッレ・アルジェンティーナ・キャット・サンクチュアリー(猫の聖地)」という名で、観光客もお世話に参加することができます。地元の人はもちろんのこと、世界中の猫好きさんと交流できる素敵な場所になりそうですね。
2.中華民国(台湾猴硐)
台北駅から電車で1時間ほどの場所にある猴硐(ホウトン)はまさに猫尽くしの猫聖地。通称『猫村』と呼ばれ、猫好きさん達に親しまれています。
猫村には100匹ほどの猫達が暮らしているそう。猫を保護するボランティア団体が設置した『猫小屋』が駅舎に備えられていたり、観光客向けのルールが存在していたりと猫に優しい村なのです。
かつて栄えていた炭鉱業の歴史や自然に触れながら、猫達にパワーをもらいたいですね。村の玄関口ともいえる駅も猫のモチーフで溢れているので注目してみてください。
3.マルタ共和国(マルタ島)
イタリアのシチリア島から南に約100kmほど進んだ位置にあるマルタ共和国は3つの島から構成されています。その中でも首都ヴァレッタがあるマルタ島は、人口よりも猫密度が濃いと呼ばれるほど、多くの猫達が暮らしています。
通称『猫島』と呼ばれているこの場所では猫がいる光景が当たり前。島民からは家族のように愛され、共生しています。
ヴァレッタ市街の路地裏や、観光客で賑わうポートマソ マリーナ、ヴァレッタからバスで約40分ほどの位置にある人気観光地マルサシュロックなどが猫スポットです。天候に恵まれると、そこかしこを散歩する猫達に出会えるそうですよ。
まとめ
今回は「猫を愛してやまない世界の国々」の中から3か国について紹介いたしました。
それぞれの国の文化や風習に触れつつ、猫好きとしてはやはり『猫』にフォーカスを当てた旅をしてみたいものですよね。
ちなみに、台湾はあの有名な九份も猫スポットとして有名です。地域で暮らす猫に出会える他、猫グッズを販売するお店もあるので訪れてみてはいかがでしょうか。