1.警戒しているから
猫は警戒しているとき、何かあってもすぐに動けるような体勢で過ごします。そのため、座ったまま寝てしまうことがあるのです。
特に警戒心が強い性格の猫、怖がりな性格の猫は、来客や大きな音など警戒することがあるとしばらくのあいだ横になってリラックスできず、座ったままの状態でいることがあります。
また、おうちに迎え入れられたばかりの猫も、緊張や警戒心から座ったまま寝てしまう場合があります。
緊張や警戒が解けてくると、丸くなって寝るようになり、リラックスするほどに前足と後ろ足を伸ばして寝るようになります。
2.子猫だから
猫は人と比べると、一日の睡眠時間が長いです。
成猫は14時間ほど、子猫は18時間ほど寝て過ごしています。ミルクが必要な時期の子猫は20時間以上も眠ることも。
子猫はすぐに眠くなってしまうので、座ったまま寝てしまうことがあるのです。遊んでいると思ったら座ってウトウトしたり、ごはんを食べながら寝てしまったりするのは子猫ならではの可愛さです。
3.眠たくて仕方ないから
ヒーターの前や日当たりの良い窓際など暖かい場所にいたり、たくさん遊んで疲れたりしたときなど、猫は寝るつもりがなかったのに睡魔に襲われて座ったまま寝てしまうことがあります。
我が家の猫は、寝起きのボーっとした状態で座ったまま目を閉じてしまうときがあります。普段の寝起きは「おなかすいたー!」とニャーニャー鳴いているのですが、たまに眠気と戦っているようです。
4.飼い主さんを待っていたいから
猫は自由気ままに見えて実は毎日同じ行動をして、規則正しく生活してます。
飼い主さんが帰って来る時間にお出迎えする場所で待っていたり、寝る時間になったら飼い主さんが寝室に来るのを待っていたりします。そのときに待ちながら眠気を我慢できずに座ったまま寝てしまうことがあるのです。
飼い主さんを待っていたい気持ちと眠気が戦っていると思うと、猫がより可愛く見えますね。
まとめ
猫が座ったまま寝てしまうのは、緊張や警戒心でリラックスできなかったり、他のことをしたいのに眠気に襲われてしまったりしたためです。
横になって寝れば楽なのに、飼い主さんを待っていて座って寝てしまうなど健気な姿の場合もあります。
猫が座ったまま寝ている姿を目撃したら、起こさずそっとしておいてあげましょう。体調が悪くて横になれないケースもあるので、猫がいつもと違う様子がほかにも見られたら動物病院を受診してください。