1.声のトーン
猫が男性より女性を好みやすい理由として、大きいのが声のトーン問題。個人差はありますが、男性は女性よりも比較的低めのトーンの声を発します。猫にとって低いトーンの音は聞き取りにくい傾向があるため、男性が話しかけても反応しにくいとされています。
また、低い声というのは動物における唸り声に近いとも言われているため、場合によっては猫が威嚇されていると勘違いしてしまう可能性もあります。そのため、男性が猫に話しかけるときは気持ち高めなトーンである猫撫で声を意識しましょう。
2.猫はお世話をしてくれる人に懐く
当然ですが、猫は自分の身の回りの世話をしてくれる人に心を開きます。ご飯の用意やトイレの掃除、ブラッシングをしてくれる人は猫にとって親猫同然といえます。
近年は男性の家事・育児参加が増えてきていますが、それでもやはり、毎日の猫のお世話に関しては女性が担当しているケースは少なくありません。男性より女性の方が家にいる時間が長いご家庭も多いでしょう。
結果的に男性よりも女性の方が猫のお世話をする機会が多いため、女性の方が猫に懐かれやすい傾向になってしまっているのでしょう。
3.男性より女性の方が体つきが小さめ
体つきの性差も、猫の好き嫌いを左右するといわれています。
猫は警戒心が強い動物なので、体が大きい男性相手には萎縮してしまうことがあります。一方、女性は男性よりも華奢で小さめな体つきな方が多め。結果的に猫も怖がりにくいとされています。
もちろん、体格は個人によって異なります。男性であっても体つきが細い方であればそこまで警戒されることはないでしょう。体つきが大きめな方であっても、日頃の行いなどを通して猫から信頼されれば懐いてもらえる可能性は十分あります。
男性も好かれるケースは多い
上記で『男性より女性の方が猫から好かれやすい』と述べましたが、もちろんすべての男性に当てはまるわけではありません。中には、男性でも猫から好かれやすい方もいらっしゃいます。
男性でも猫から好かれるケースとして、下記の要因が挙げられます。
- 声のトーンが比較的高め
- 猫のお世話をする機会が多い
- 体つきが小さめ
- 猫が嫌がることをしない
女性の方が猫からモテるという話はあくまでも傾向であり、必ずではありません。男性でも猫から好かれやすい行動を意識したら懐いてもらえます。
まとめ
猫は男性よりも女性の方が懐きやすいと聞いて、ショックを受けた方もいるかもしれません。ただし、あくまでも女性の方が猫が好みやすい性質というだけで、必ずしも女性ばかり好む訳ではありません。
中には男性なのに猫から懐かれやすい方もいれば、女性でも猫から嫌がられるケースもあります。
今回の記事を参考に、猫と仲良くなる工夫をしてみてはいかがでしょうか。