外国では猫あるある?「夏時間終了でも、いつもの時刻にご飯を要求する猫」がSNSで人気に

外国では猫あるある?「夏時間終了でも、いつもの時刻にご飯を要求する猫」がSNSで人気に

米国や英国、豪州などで設けられている夏時間制度。でも飼い猫には通じません。時刻が変わっても、猫の腹時計はこれまでのまま。混乱してご飯を要求し続ける姿は、多くのネット民の共感を呼んでいます。

夏時間の切り替えは、猫にとっても混乱日

夏時間の切り替えを表す時計のイメージ

画像はイメージです

トラ猫のMinnieは、空腹なのにご飯をもらえないため不機嫌です。そのようすが「TikTok」で紹介されると、たちまち多くの人々がビデオを視聴しました。

英国などでは「デイライトセービング(夏時間)」が始まりましたが、影響を受けたのは人間だけではありません。世界中のペットたちも「時刻を1時間進める(または遅らせる)」ことで迷惑を受けているのです。

Minnieは時刻変更の混乱によってご飯の時間が変わってしまったため、ひどくおかんむりです。夏時間が終わった直後、飼い主のAlyさんは、ひんぱんに空の皿をのぞいては「ニャー」と訴えるユーモラスな愛猫のようすをビデオに撮って投稿しました。

「まだ時間じゃないわ。あと1時間待ってね」と説明するのですが、Minnieは鳴いて訴え続けます。

「気持ちはわかるわ。ごめんね」とAlyさん。数千人の人々がそのやりとりをウェブ上で楽しみました。

ネット民からは共感の声

からっぽの皿の前で餌を待つ猫

画像はイメージです

「だれが考えた制度なのかわからないけれど、その人はきっと猫を飼っていなかったはずよ」という彼女の説明に、多くのネット民がコメントを寄せています。

「うちも同じ。飼い猫がものすごく文句をいうの」
「わたしはデイライトセービングに反対意見を表明したのに、きっと当局には届いていないんだわ」
「わが家でも同じことの繰り返しだよ」
「まもなく8歳になる猫は、まるで人間の赤ちゃんみたいに3、4時間ごとにウェットフードを要求するの。このビデオの猫と同じよ」
「お腹の状態からすると、いまが食事時間のはず…って訴えているのね」
「気の毒に。うちの子猫も同じで、昨夜はひどい騒ぎだったよ」

明るい時間を有効活用するしくみ

舌をなめる猫

画像はイメージです

日本ではなじみのないデイライトセービングですが、英国では3月の最終日曜日に夏時間が始まります。2024年は3月31日の午前2時からでした。そして10月27日に時刻はふたたび1時間戻ることになります。

また米国では、3月の第2日曜日午前2時に時刻が変更になり、11月の第1日曜日にふたたび戻ります。

一方で南半球の豪州やニュージーランドは季節が逆になり、10月から4月はじめまでが夏時間です。最近になって時刻が1時間前に戻り、標準時になりました。今回話題になった猫のMinnieは、たぶん南半球に住んでいるのでしょうね。

デイライトセービングは1年のうち日中の時間が長くなる夏を中心とする時期に、日中の明るい時間を有効利用するためのしくみです。

といっても人間が勝手に決めたことなので、猫をはじめとするペットにとっては大いに混乱を招く制度かもしれません。

出典:Pet cat unimpressed as Daylight Saving time change 'ruins' her dinner

スポンサーリンク