レアな猫の定義とは?
レアな猫の定義は、明確に決まっているわけではありません。ただし、以下のいずれかに当てはまる猫種を指すことが多いです。
- 血統書発行団体に認められていない猫種
- 世界で飼育されている数が少ない猫種
レアな猫種というと何か特別な魅力を感じます…!愛猫家ならぜひ一度は出会ってみたいものです♪
世界的にレアな猫種6選!
世界的でもなかなかお目にかかれないレアな猫は数多くいますが、とくに次の6品種はレア度が高く、まず日本で出会うことは難しい品種と言えます。
1.ハバナブラウン
ハバナブラウンは、キューバ原産の猫種。その名の通りチョコレート色の美しい被毛が特徴の品種です。
キュートな顔つきと穏やかな性格が魅力的なうえに個体数も少ないという希少性から世界中で注目を集めています。日本ではまだ見かけることが難しいため、愛猫家にとっては特別な存在となっています。
2.ライコイ
ライコイは、ロシア原産の猫種です。その野生的な外見と薄い被毛が特徴の希少種で、まるで小さな豹のような迫力があります。
獰猛な印象を受けがちですが、実は非常に賢く遊び好きな性格も持っています。「狼男(ウルフキャット)」とも呼ばれています。
3.スキフトイボブテイル
スキフトイボブテイルは、近年新しい猫種として登録された世界最小の猫です。シンガプーラよりも小さく、体重は大きくても2㎏程度。
ロシア原産で、世界的に珍しい存在となっています。小さくてかわいらしい外見から、猫愛好者たちの注目を浴びている猫です。
4.アシェラ
アシェラは、アフリカンサーバル・アジアンレパード・イエネコを交配して生まれた希少な品種です。野生の猫に近い美しい被毛とエキゾチックな雰囲気が特徴的。
猫の中でも最上クラスの高価な品種の一つであり、体重は最大15㎏と中型犬のような大きさの猫です。真の猫愛好者にとっては夢のような存在となっています。
5.ピクシーボブ
ピクシーボブはアメリカを起源とする大型の猫です。筋肉質な体型と野性的なルックスが特徴的。名前の由来は「1代目のピクシーボブの名前が『ピクシー』だったから」という何ともいえない理由がユーモラスです。
ピクシーボブという可愛らしい名前を持つ猫ですが、実は体重は最大10kg(オス)にもなる大きな猫。しかし性格は知的・温厚の持ち主で、同居動物や小さい子供とも仲良くするのが得意です。
ピクシーボブも非常にレアな猫種で、国内で普通に暮らしていたらなかなかお目にかかれないレア品種といえます。
6.ターキッシュアンゴラ
トルコ原産のターキッシュアンゴラは細く繊細に見える美しい見た目が特徴で、かの有名なマリーアントワネットが愛した猫ともいわれています。
かつてはトルコの「国宝」として扱われアンカラ動物園で保護されていましたが、現在は白の被毛の個体だけでなく、さまざまな個体の輸出が許可されています。とはいえ日本ではそう簡単に出会えるわけでなく「レア猫」です。
またその見た目とは異なり、アクティブでハンティングが大好きな性格をもっています。非常に賢く、ドアの開け閉めも覚えられるのだとか…。
日本で会えるかもしれないレアな猫種3選!
つぎに紹介する猫種は、国内でも出会えるかもしれない、少し身近な「レア猫」たちです。
1.エジプシャンマウ
エジプシャンマウは、グリーンの瞳(グースベリーグリーン)と短い被毛が特徴の猫種です。古代エジプトから飼育されていたと言われており、エジプト神話にも登場しています。
「マウ」というのは、エジプト語で「猫」のこと。紀元前古代エジプトの壁画や美術品には、エジプシャンマウと同じ柄をもった猫が女神として描かれていたり、当時の神秘的なイメージを残している猫です。
2.トイガ-
トイガーは、その名の通り「おもちゃのような虎」の印象を与える猫種です。野生のトラの模様を持ちながら、のしのしと大型ネコ科動物のような歩き方をするのが特徴的。
見た目とは裏腹に「愛情深い」性格をしており、そのギャップに魅力を感じる人もいるでしょう。日本では品種の歴史が浅く、レアな品種です。
3.オリエンタルショートヘア
オリエンタルショートヘアはシャム猫に似たすらっとした体型と、大きな耳が特徴の猫種です。シャム猫よりも活発で、好奇心旺盛な性格と言われています。
すらっとした体型に似合わず、筋肉は強くて丈夫。鼻からしっぽまでの体のラインは非常に美しく、歩き方も優雅です。
愛情深く甘えん坊な猫ですが、すぐに機嫌を損ねてしまうところもチャームポイント。
まとめ
レアな猫は希少性が高いだけでなく、特徴的外見や珍しい毛色などを持っているのが魅力的です。もし「レアな猫について知りたい!」と思っている方は、ぜひ今回紹介した猫種を参考にしてみてください。