愛猫が持ってきてくれる「おみやげ」とは?
猫が持ってくるおみやげには「おもちゃ」「虫や小動物」などが考えられます。
猫が「おもちゃ」を勢いよく運んでくる姿は、とても健気にうつり、飼い主さんならきっと大歓迎でしょう。
一方、「虫や小動物」といったリアルなおみやげには、注意が必要です。
室内飼いの猫であれば、虫や小動物をおみやげにする機会はほとんどないと言えますが、夏場などに網戸の状態にしておくと、小さな虫が入ってくることもあるかもしれません。
身近でよくみるハエなどでも、寄生虫が潜んでいる可能性もあります。
猫の健康を守るため、虫や小動物との接触は極力避けるようにし、もしもおみやげをもらった場合は、タイミングを見計らってそっと処分しましょう…!
1.狩りを指導してあげたいキモチ
母猫が子猫に狩りをレクチャーするときは、まずは獲物の死骸を食べてみせるのだそうで、真似事をしていると言われています。
特に、生きた状態の獲物をおみやげとして持ってきた場合は「狩りをやってごらん!」と指導している可能性もあるのだとか。
狩りをしない飼い主さんを、まるで子供扱いしているようです。
しかし、本来子育てに参加しない「オス猫」がこの行動をとる場合は、矛盾しているという説もあります。
いずれにせよ猫には悪気はなく、本能による行動のため、おみやげを持ってくること自体は否定しないようにしましょう。
2.おみやげを見せつけたいキモチ
猫が狩りへの達成感を感じ、飼い主さんに見せつけたいキモチから、おみやげを持ってくる場合もあります。
もちろん困惑するおみやげは別ですが、おもちゃを持ってきてくれた場合は、できる限り褒めてあげるようにしましょう。
猫も人と同じで、褒められると満足度が高まります。
ただし、オーバーリアクションすぎると猫を驚かせてしまうため、穏やかな口調でにこやかに微笑んであげてください。
よい行動をしたときは「瞬時」に褒めてあげると、猫にも理解してもらいやすいです。
3.遊んでほしいキモチ
皆さんの愛猫は、普段どのように遊びに誘ってきますか?
好奇心旺盛かつ賢い猫は「遊んでほしいもの」をおみやげとして持ってきて、遊びに誘うこともあります。
しかし遊ぶタイミングが、飼い主さんと合わない猫もいます。
実際に筆者の愛猫は、筆者の夕食の時間を狙っておみやげを運んでくるため、夕食が中断することも少なくありません…!
飼い主さんが別のことに集中しているときほど、猫は気を引きたくなるようですが、できる範囲でお誘いに答えていきたいものです。
まとめ
猫が持ってくるおみやげは、おもちゃならよいのですが、虫や小動物を持ってくることもあります。
猫には全く悪気はなく、単に狩りの欲求を満たしているつもりですが、猫の健康に配慮し、虫や小動物との接触は避けていきましょう。
狩りが本能の猫は、狩りをしない飼い主さんを指導してあげたいキモチもあるようです。
おもちゃを持ってきてくれた場合は、大いに褒め、ぜひ一緒に遊んであげてください。