猫がよくする4つの『ポーズ』とそのときの心理 ニャンモナイトにへそ天…どんなキモチ?

猫がよくする4つの『ポーズ』とそのときの心理 ニャンモナイトにへそ天…どんなキモチ?

猫は一日中寝ている印象が強いですが、実はさまざまな「ポーズ」をしています。そして実は、それらのポーズから猫の気持ちを知ることができるのです。そこで今回は、猫がよくする「ポーズ」とそのときの心理をご紹介します。

1.ニャンモナイト

丸くなって寝る猫

「ニャンモナイト」とは、猫の寝姿のひとつで、アンモナイトに似た丸い見た目になることからこのように呼ばれるようになりました。「アンモニャイト」と呼ばれることもあります。

猫の寝姿には、そのときの猫の気持ちがあらわれています。猫が丸くニャンモナイトになって寝ているのは、室温が低いときです。体温が奪われないように丸くなります。そのため、気温が20℃以下になる秋や冬に見られることが多いです。

また、肉球は地面につけずに、丸くなって寝ています。すぐに動き出せる体勢ではないため、安心して寝ることができている、という猫の気持ちも読み取ることができます。

2.へそ天

仰向けの猫

お腹を上にして仰向けになっている状態が「へそ天」というポーズです。急所であるお腹は守らなくてはなりませんが、そのお腹を見せているためとてもリラックスして安心している状態です。

暖かいときや暑いときにも、猫がへそ天をすることがあります。体に熱がこもらないように、お腹を上にしているのです。夏になるとよく見られるポーズでもあります。

なお、仰向けでいる猫のお腹を触ってみたくなるかもしれませんが、多くの猫は急所であるお腹を触られるのを嫌がります。お腹を触られると噛むなど攻撃したり、逃げたりする猫もいます。リラックスしている猫の邪魔をしないようにしましょう。

3.香箱座り

香箱座りの猫

猫といえば「香箱座り」が特徴的といえます。前足を胸の下に折りたたんで、スッポリ隠してしまう座り方です。

そもそも「香箱座り」という名前は、『猫が前足を隠して座っているそのポーズがお香を入れる箱に形が似ている』ということが由来と言われています。

香箱座りは、後ろ足の肉球は地面についていますが、前足の肉球は地面についていません。そのため、すぐに動き出せる体勢ではなく、落ち着いているときの座り方と言われています。

なお、香箱座りをしない猫、できない猫もいます。

4.片足をあげる

片足をあげる猫

猫のいる部屋に入っていった時や廊下などに出た際に、ふと猫が片足をあげて固まっているポーズをしているのを目にしたことが一度はあるのではないでしょうか。

このポーズは、(ここから逃げた方がいいかな…大丈夫そう?いや、やはり…)と、その場から立ち去ろうかどうか悩んでいる時に見られるポーズ。

たとえば、来客やちょっとした工事の業者さんの立ち入りがあったりする際に、このようなポーズを見せることがあります。

猫の視界に危険と思われる人や物が入ったときに思わずしてしまうようです。

とりあえず逃げてしまえばいいものの、どうしようか悩んでしまっている気持ちがあらわれているかと思うとなんだか微笑ましいですよね。

まとめ

香箱座りのロシアンブルー

今回は、猫がよくする「ポーズ」とそのときの心理について解説しました。

今回解説したような猫がよくするポーズには、見た目では分からない猫の気持ちが表現されています。

日々目にする愛猫のポーズをよく観察して、今どんな気持ちでいるのかを知る参考にしてみてください。

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