猫と「一緒に寝ない」という選択肢 愛猫と夜、別々に寝ることによるメリット3つ

猫と「一緒に寝ない」という選択肢 愛猫と夜、別々に寝ることによるメリット3つ

猫がすやすやと眠る姿は可愛らしく、癒される瞬間のひとつですよね。寝るときも愛猫と一緒だよ!という方も多いのではないでしょうか。実は愛猫と別々に寝ることで得られるメリットもあります。今回は愛猫と寝る場所を分けるメリットを3つご紹介します。

1.質の良い睡眠がとれる

眠る猫

猫は眠りが浅く、何度も寝たり起きたりを繰り返します。そして夜中に目が覚めた猫は寝ている飼い主をつついたり、顔を舐めるなどして睡眠の妨害をしてくることがあります。

人間に必要な睡眠時間は7時間以上と言われていて、7時間を下回ると健康に影響を与え、心臓発作などの病気のリスクが高まります。

猫と一緒に寝ないことで夜中に何度も起こされるということが減り、質の良い睡眠をとることができるでしょう。

2.アレルゲンが寝具に付着するのを最小限に抑えられる

布団でくつろぐ猫

猫の毛やフケ、唾液は人間の体内に入るとアレルギーを引き起こす原因になることがあります。また室内で飼っている猫でも、体にダニやノミが付着していることがあり、一緒に寝ることで寝具にも移ってしまいます。

毛やフケなどは洗濯で落とすことができますが、ダニやノミは丸洗いが難しい布団やマットレスの中に潜り込んでしまうので駆除するのが大変です。

猫と一緒に寝ないことで寝具を清潔に保つことができ、アレルゲンが体内に蓄積するのを抑えることができます。

3.病気のリスクが低下する

包帯を巻く猫

飼い主と飼い猫の両方に感染してしまう「人獣共通感染症」という病気があり、一緒に寝ることで感染するリスクが高くなります。免疫力が低下している時などに感染しやすく、特に子供や高齢者などは注意が必要です。

人獣共通感染症は日本で約50種類ほどが確認されており、そのうちの約30種類が猫から人へ感染すると言われています。

愛猫と寝る場所を分けることで感染の予防になり、大事な愛猫を病気から守ることができます。

愛猫を別々の場所に寝かせる方法

ベッドで丸まる猫

すでに愛猫と一緒に寝ている場合、寝る場所を変えるのに時間がかかってしまうかもしれませんが、寝る場所を分ける方法は3つあります。

  • 猫用のベッドを用意する
  • 寝室を閉め切る
  • 夜だけケージに入れる

室温が快適で静かな場所に猫用のベッドを用意したり、寝室に愛猫を立ち入らせないことで寝る場所を分けることができます。寝る場所を分けるといたずらが心配!という場合は、夜だけケージに入れるのも良いでしょう。

まとめ

こちらを見つめる猫

今回は愛猫と寝る場所を分けたときのメリットを3つご紹介しました。

可愛い愛猫と寝るときも一緒にいたい!と考える方も多いかと思いますが、寝る場所を分けることで質の良い睡眠をとることができ、アレルギーや病気のリスクを低下させることができます。

すでに愛猫と一緒に寝ている場合は寝る場所を変えるのが大変かもしれませんが、ベッドやケージを使ったり、寝室のドアを閉め切って立ち入らせないようにしてみてください。

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