1.お世話が行き届いている
食べるものに困らず、新鮮な水が飲めて、清潔なトイレが使えるなど、安心して生活できることが猫の幸せにつながります。
食事の時間がバラバラ、トイレが汚れたままなどになっていると、猫が不安になったりストレスを抱えたりすることがあるのです。
猫の年齢や体調に合ったフードを選んだり、猫が気に入るトイレや猫砂を用意することも大切です。猫が毎日同じルーティンで生活できるようにお世話をしてあげましょう。
2.猫らしく生活できる環境がある
室内で暮らしていても、猫に猫らしく生活させてあげることでストレスを防ぎ、猫の幸せへと繋がります。
- 高い場所
- 猫は本能的に高い場所が好きです。高いところから周りを見渡せるようにキャットタワーや家具を配置してみましょう。窓の外を眺められる場所にあると猫にいい刺激になります。
- 隠れる場所
- 怖いことがあったときや、同居猫と喧嘩になりそうなときなどに隠れられる場所があると安心できます。ダンボールの箱でもいいので用意してみましょう。猫がくつろぐ場所にもなります。
- 爪とぎが自由にできる
- 猫の爪とぎは、猫の本能による行動なのでやめさせることはできません。爪とぎには、「爪の手入れ」「縄張りの主張」「気持ちを落ち着かせる」などの目的があり、爪とぎができないと猫にとってはストレスになります。猫が気に入る爪とぎを用意して、気持ちよく爪とぎができるようにしてあげましょう。
- 狩り(遊び)ができる
- 室内で暮らす猫は狩りをする必要はありませんが、狩猟本能があります。飼い主さんと狩りごっこすることで気持ちが満たされ、ストレス発散を兼ねた運動にもなります。なお、猫は持久力がないため、1回10分ほどの遊びを1日に数回、飽きないようにおもちゃをローテーションして遊んであげましょう。
3.構ってほしいときに構ってくれる人がいる
猫から近寄ってきたときに構ってあげるほうが、猫にストレスを与えず、猫といい関係を築けられます。
猫が甘えてきたときは、いっぱい甘えさせてあげましょう。
なお、猫がお気に入りの場所でひとりでいるときや、寝ているとき、食事中などは構ってほしくないとき。その場合は、やさしく声をかける程度にしてそっと見守ってあげましょう。
まとめ
猫に幸せな生活を送ってもらうには、基本的なお世話をして毎日同じ生活ができるようにすること、猫がストレスを感じにくくなる環境を作ること、猫を中心に行動することが大切です。
今はこれらの条件が完璧でなくとも、日々少しずつ改善していけるようにしましょう。
同時に、愛猫が望んでいることも新たに見つけてあげられるといいですよね。