「猫動画」撮影に不可欠なコツ
「猫動画」の撮影は難しくて私には無理!
そう嘆いている飼い主さんはきっと少なくないですよね。じっとしているようで急に動き出したり呼びかけてもこちらを向いてくれない猫の動画を上手に撮影するのは、なかなか難しそうです。
そもそも、バズるような動画を撮影するにはそれなりの知識やテクニックが必要なのでは…と不安になるかと思います。
しかし実は、上手に「猫動画」を撮影できるタイミングやアングル、アイデアが存在するようです♪
そこで今回は、「猫動画」撮影のコツについて紹介いたします。コツとポイントさえ押さえてしまえば、案外「それっぽい動画」が撮れるのです。いつかあなたの愛猫もバズるかも!?
1.手ブレを防ぐ構え方
まずはスマホやカメラの構え方から。写真を撮る時と同じ持ち方では手ブレしやすく、美しい動画が撮れません。かといって、猫の動画を撮影できるタイミングはいつ訪れるか予想できませんので、三脚などを用意する時間もないですよね。
そこで、手ブレを防ぐために、以下の4つの構え方をマスターしましょう。この方法をマスターできれば三脚要らずでスムーズに動画撮影できるようになります。
- スマホの場合、下枠に小指を添えて固定する
- 脇をしっかりと閉める
- ローアングルでは肘をついて固定
- 座って撮影する時は膝で固定
以上、4つのポイントを意識すればブレない動画が撮影できるはずです。そう、キーワードは『固定』です。
ちなみ手で持つだけではなく、壁に置いたり、箱を添えて安定させるという方法もあります。
2.明るい場所で撮影する
動画を撮影する際に「あえて暗さを活かす」という撮影方法もあるのですが、これは上級者向けのテクニック。慣れないうちは、とにかく明るい場所で撮影することをおすすめします。
蛍光灯で室内を明るくしたり、スマホの機能で明るさを調整するなど、常に動画が明るくなるように意識してみてください。
なお、逆光も要注意です。せっかく撮影した猫が暗く映り、仕草や表情が分かりにくいものに仕上がってしまいます。
3.最初は動きの少ないシーンから
撮影慣れしていない初心者の方は、いきなりハードルの高いシチュエーションを狙わず、動きの少ないシーンからはじめると良いでしょう。
例えば「毛繕いの様子」「ふみふみ」「ご飯タイム」などがおすすめです。ダイナミックな動きはないですが、猫の可愛い要素が詰まった映像になります。
これらのシーンは、様々なアングルから撮影してみてください。「ローアングル」や「寄せ」を活用したり、少し上から撮ってみるなど工夫してみると良いでしょう。
ちなみに動画の基本は、『猫が主役になること』。つまり、画面の中心に猫が来るように意識すると、被写体がわかりやすい映像になります。
4.スローモーションで臨場感を出す
猫が顔を洗うシーンやお水を飲む場面、ジャンプの瞬間などは、スローモーションを活用してください。
より臨場感が出るのはもちろん、猫が見せる仕草のひとつひとつが鮮明に伝わります。
5.ズーム機能は使わない
先程「寄せ」というアングルが登場しましたよね。これは文字通り、対象にカメラを寄せて撮影することですが、ズーム機能は使わないほうが良いでしょう。
理由は画質が悪くなってしまうから。せっかくの動画も一気にピントがボケた状態になってしまっては残念なものになってしまいます。
寄せるシーンを撮る場面は、スマホ自体を近づけるようにしてください。
なお、画面を動かす際は速度に注意しましょう。ゆっくり動かすことを意識してください。あまりに素早い動きでは画面酔いする動画になってしまうこともありますので注意しましょう。
6.おもちゃで誘導する
写真を撮影する際もおもちゃで誘導するというテクニックがありますが、これは動画でも有効な手段なのでぜひやってみてください。
動画ではカメラに視線を向けるだけではなく、実際に遊んでいるシーンとしておもちゃを登場させます。
手ブレに注意し、猫が画面の中央に来ることを意識しながら遊ばせてみましょう。
まとめ
ある程度指示が出しやすい犬とは異なり、猫の動画撮影は全体的に難しい印象が強いでしょう。確かに動きが多い遊びのシーンや、ジャンプの瞬間などは難易度が高いかもしれません。
それでも、日々撮影を続けることが大切です。上達の近道はとにかく撮ること。今回紹介した6つのコツを意識しながら、日常の何気ないシーンなどを撮ってみてください。
最後に、重要なポイントをもうひとつ。
動画を撮影する際は、生活音(TVや洗濯機など)が入らないように気をつけましょう。室内が片付いていることも、猫を引き立たせるうえで大切です。
これらのポイントも踏まえ、愛猫の魅力を動画に収めてみてください。
出来が良いものは積極的に発信していきましょう。いつかあなたの動画もバズる日が来るかもしれませんよ!