見過ごしやすい『猫が我慢しがち』な4つのこと フードや遊び方…実は「イマイチ」と思ってない?

見過ごしやすい『猫が我慢しがち』な4つのこと フードや遊び方…実は「イマイチ」と思ってない?

フードも食べるしトイレもしていて、一見問題なさそうに見えていても、実はもしかしたら猫が「イマイチ」と思っていることがあるかもしれません。そこで今回は、飼い主さんが見過ごしやすい「猫が我慢しがち」なことをご紹介します。

1.フードが好みではない

フードのにおいを嗅ぐ猫

「フードのにおいを嗅いで食べない」「フードに砂をかける動きをする」「仕方なく食べている感じがする」など、猫がフードに不満がある仕草をみせていないか、チェックしてみましょう。

もし不満そうなサインを目にしたら、年齢に合ったフードを選び、愛猫の食いつきの良さや表情などをよく観察し、好みのフードを見つけてあげましょう。

しかし、あまりにも頻繁にフードの種類を変えたり、おやつを多く与え過ぎたりしていると「もっとおいしいものが出てくる」と思って好き嫌いが激しくなってしまうことがあるので注意が必要です。

2.部屋の温度が気に入らない

毛布に包まる猫

猫が快適に過ごせる温度は「20~25℃くらい」と言われています。

ちなみに、猫によって快適な温度に違いがあり、暑くてもエアコンの冷気が苦手な猫もいれば、暖房の効いた部屋が苦手という猫も。

夏はひんやりグッズ、冬は毛布やホットカーペットなどを利用し、冷房や暖房の効いていない部屋にも行けるようにするなど、猫をよく観察して、快適な部屋づくりをしてあげましょう。

また、猫が寝ているときの寝相に「暑い」「寒い」があらわれている場合もあります。寒い時ほどぎゅっと丸くなり、あたたかくなってくると足を伸ばしお腹を見せるようになります。猫の寝相も参考にしてみてください。

3.遊び方に不満がある

おもちゃを噛む猫

せっかく新しいおもちゃを買って与えても猫が無反応、という経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。

若い猫はおもちゃを見るなり飛びかかってきますが、年齢も経験も重ねた大人の猫はあまり興味を示さなくなってきます。しかし、本当はもっとはしゃいで遊びたいのに我慢している可能性もあるのです。

猫がおもちゃに興味を示さない原因のひとつとして、飼い主さんの「おもちゃの動かし方」に問題があるかもしれません。

猫の遊びは、狩りを真似したものである必要があります。そこに獲物がいると思わせて、狩猟本能を刺激するようにしてみましょう。例えば、タオルなどの下でネズミや虫が動いているように猫じゃらしを動かすと、興味を持ってくれるかもしれません。

新しいおもちゃを買わずとも、今あるおもちゃの使い方によって、愛猫の興味が生まれる可能性があります。

4.猫トイレの使い勝手が気に入らない

トイレから出た猫

猫はちゃんとトイレの中で排泄していても、実は「イマイチ」と感じながら使っている可能性があります。

トイレが小さくて中で方向転換しづらかったり、猫砂の粒の大きさが気に入らなかったり、はたまたにおいが残っていて不快と感じているかもしれません。

「トイレをした後に砂をかけずに飛び出す」「トイレの縁に立って排泄をする」などは、猫がトイレを気に入っていないときのサインと言われています。

トイレは大きいもの、猫砂は本物の砂に近い細かいものが好まれることが多いそうです。とはいえ、猫によって好みは異なるので、いくつか試して猫が快適に使えるものを選んであげましょう。

まとめ

イカ耳の猫

今回は、見過ごしやすい「猫が我慢しがち」なことをご紹介しました。

特に問題なさそうに見えて、実は猫が我慢しがちなことは意外とあるようです。愛猫の何気ないある仕草が、実は「これ気に入らない…」というサインだったりします。

愛猫を我慢させてストレスを溜めさせないように日ごろからよく観察して、我慢させる必要のない快適な環境を作ってあげましょう。

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