猫があなたに「叶えてほしい」と思っていること
猫を飼っていると、愛猫が何かを訴えるように見つめてきたり、鳴きながら何かを伝えようとしてくることも起こるかと思います。
そんな時はもしかしたら、飼い主さんに対して「叶えてほしい」と思っていることがあるよというサインを出しているのかもしれません。
そこで今回は、猫が飼い主さんに対してどのようなことを「叶えてほしい」と思っているのか、よくある事例を挙げながら解説をしてまいります。
1.構ってほしい
「おもちゃで遊んでほしい」「撫でてほしい」等、飼い主さんに構ってほしいとお願いをしてくる猫は多いです。
特に、愛猫が甘えん坊な性格の場合や、留守番しているときに飼い主さんが帰宅したばかりのときは、飼い主さんに「構ってアピール」をする傾向にあります。
このような場合は、愛猫のお気に入りのおもちゃで遊んであげたり、撫でたり抱っこをしてあげてスキンシップを図るようにしましょう。
2.おやつがほしい
多くの猫にとっておやつは大好物であるといえるでしょう。なかには自ら積極的に「おやつがほしい」とお願いしてくる子もたくさんいます。
このような時は、適量の範囲でおやつを与えるのがベストです。
おやつを与えることによって愛猫から「飼い主さんは自分の大好物をくれる存在」といった認識をしてもらいやすくなります。そのため、猫を飼い始めたばかりの人や、猫ともっと仲を深めたいと思っている人にもおすすめです。
ただし、あまりにも過剰におやつを与えすぎてしまうと、愛猫の肥満や病気の原因に繋がることもあります。1日に与えるべきおやつの適量をしっかりと計算・把握し、ごはんの量とのバランスをとる必要があります。
愛猫の健康を守るためにも、与えすぎにはならないようにくれぐれも注意しましょう。
3.別の場所に移動させてほしい
家の構造によっては、他の部屋に移動するためにその都度ドアを開閉しないと移動できないケースも多いと思います。
そのため、「他の部屋に移動したいからドアを開けて!」とお願いしてくる猫もきっと多いはず。
部屋のドアの前で鳴いたり、飼い主さんの足元にやってきて訴えているような時は、ドアを開けてあげて猫が移動できるようにお手伝いしてあげましょう。
ただし、猫にとって危険な物が置いてある部屋に行きたがっていたり、完全室内飼いをしているのに玄関のドアを開けて欲しい(=外に出たい)と訴えている場合は例外です。
どんなにお願いしてきても、ここは猫の安全のために心を鬼にして、危険な部屋への移動や外への放し飼いはしないように心がけましょう。
まとめ
今回は、愛猫があなたに「叶えてほしい」と思っていることについて解説しました。
愛猫が飼い主さんに「叶えてほしい」と思っていることは、実は毎日の生活の中にたくさん存在します。
愛猫からのサインをしっかりと見逃さず、要求をしている内容を正しく見極めて対応してあげることで、猫からの信頼もより一層えられるのではないでしょうか。